さっそく、英語喉ライブキャラのWILL氏がMASA RADIOに登場し、英語喉ライブの感想を述べてくれている。
http://nodo-journey.blog.so-net.ne.jp/2011-10-12
しかし、やはりネイティブの声は立体的でかっこいいですね。そこで、圧倒的にネイティブな声を保つコツを紹介します。以前、すでに紹介したものですが、もう一度、丁寧に。
喉の奥(首の根元)に水がたまっているようなイメージを持ってください。そして、その水をできるだけ静かに保ちます。
静かに保とうとすると、喉が自然に開いてきます。それは、おそらくゲロを出そうとするときの喉の動きだと思いますが、リラックスしたままで緊張感がゼロです。
英語喉では息をたっぷり使い、息と音を同じととらえ、たっぷり出すとしますが、日本人的にそれをやると、喉の力み、喉ブレーキがとれにくいのです。
そこで、息と音を水、液体としてイメージしてみてください。そして、その首、喉にたまった水を静かに保とうとしてください。とはいえ、たくさんの息・音・水を発生させますが、
重力の関係上、その水は、首の根元にたまります。
これこそが、げっぷエリアが定位置の感覚です。
うめぼしをイメージすると、口のなかで発生するつばが、首の根元の貯水池におちていく感じです。
それで、喉発音します。しゃべっていると、日本語の癖で喉ブレーキがかかってしまい、イメージした水がゆれそうになりますが、がまんして、リラックスしたまま、冷静を保ってください。
それでは音声で解説します。
[audio:http://nippondream.com/file/kaz_10_12_2011a.mp3|titles=kaz_10_12_2011a]直リンならここをクリック。
この記事を読んで、ネイティブのように喋る必要はない、ネイティブのような声を出す必要はないと考えられるかたもおられるでしょうが、この声でないと、シラブルの数が正しくなりません。例えば、口発音だと、GROUPがどうしてもGU-RU-PUになってしまうし、英語が比較的うまい人なら、それに気づいて、GUとかPUを小さい声で発音してしまいがちになり、声が全体的に小さくなり、存在感が薄くなります。すると国際コミュニケーションが不可能になります。
カズ先生、その他の皆様、こんばんわ。
日本は昨今、全国的に晴天のようですが、タイなどでは大雨洪水が深刻なようです。タイの日本企業駐在員も、酷い目に遭っているという話しも、今日聞きました。みんなの無事を願うばかりです。
ところで、今日のお話も深く同感致します。
結局、我々日本人が英語の発音をネイティブ的に喋れるように練習する必要があるのは、個々の音の聞こえ方の問題(これも大切ですが)よりも、喉発音によってシラブルを正しくすることが重要だからですよね。
世界中で英語を使っている人口は、軽く十億人を超えるそうであり、地域によってかなり母音と子音の発音は違うそうですが、それでも十分に話しが通じ合えるのは、単語などのシラブル数が合っているからでしょうね。
まさか、各単語によってその音節の数が一定に決まっているわけではないと思います(早口で言うと母音が省略されたり曖昧音化して短くなる)が、シラブル発音では1拍が3ビートで共通しているので、個々の音の聞こえ方は少し違っても十分に理解できるのでしょうね。
これを日本語的な1拍が2ビートのモーラ発音で喋ると、音節の数が2倍から3倍位に増えてしまうことも多いみたいです。これでは通じなくて当然だ。
しかし、喉でゲップエリア中心に発音していると、自然に英語的なシラブル発音となり、音節数も合うので、我々でも英語ネイティブにも通じる話しができるのでしょうね。
以上とも関係しますが、私が最近気になっていることを、1つ質問させてください。
clear, dear, rear, peer, steer, fear などの母音の発音は、普通の英和辞典などを引くと(喉発音式記号で書くと) i_ にアクセントがあることになっており、これらの単語は全てシラブル数が1拍ということになっています。
しかし、私がCNN放送などを聞くと、これらの単語の母音は I であり、次に幽霊的子音の Y_ が軽く生じて、その結果シラブル数が2拍になるような気がすることがあります。たとえば、fear は「フィ・ヤー」みたいにも聞こえることもあります。
以上の母音の発音、およびシラブル数について、カズ先生は、どれが正しいと思われますでしょうか?
お手数ですが、よろしければぜひ、ご意見を頂戴したいです。