カリブ海でスノーケルをした。水中遊泳というやつかもしれないが、水中眼鏡をつけて、口にチューブをつけて、そのチューブ(パイプ?)の先が海の上でちょこんと出ていて息が出来る。ボンベはしょわないので、スキューバダイビングではない。

これをセイントトーマス島でやった。

cari.JPG

水中の魚がきれいにみえる。近眼なのに、めがねをかけていなくても、すみずみまで見えたのが不思議だ。

最初は、ちょっと気が動転した。鼻からの呼吸はできないようになっている。口からだけ、大量の息を吸い込むのだが、これが深呼吸ぎみで、え?深呼吸のしすぎで、気絶しないかな?とか思いが巡った。

まだ息の吸い方になれなくて、あせりがある。

そんなとき、3メールほどの海底から亀がこちらに向かって泳ぎだした。

完全に、目と目があってしまった。めんちをきっているように見えた。

そんなとき、思い出したのが、機関銃英語のCD録音のために、東京に行ったとき、三修社さんにごちそうになったこと。そのとき、そのセットの一部として私は確かに、すっぽん?亀?を食べたことが思い出した。

亀の恩返しの反対の賛成だ。 

亀は、私の方向に向かってぐんぐんちかづく。

私は、指を食われまいとして、ぐうで泳ぎ去ろうと懸命だったが、懸命になると、またあせって呼吸が荒れることを知っていたので、リラックスしながら、口から大量の息をしつつ、うまく、亀の追求を逃れたのである。

さて、次の日ぐらいに気がついたのだけど、声が太くなっていたし、英語が、まさにネイティブの声だし、また声がネイティブと同じで、強い感じだ。さらに、全然、切れない。音が常に、胸?のあたりで、こころよく響いている。

実は、これ自体よりももっとびっくりしたことがある。

それは、それまで、意識しないとできなかったことができるようになっていたことだ。

それは、口と鼻の両方から息をすることだ。自然と、口があいてしまい、鼻だけでの呼吸が逆に面倒な感じがした。

その瞬間、もう一生、鼻呼吸に戻れないのか?という不安が私にせまった。え~~~?

さらに、日本語も変になった。クッチャンの役ができないほどだ。平たい声がでにくい。日本語独特の平たい声を出そうとしても、なぜか、喉が心地よく響いてしまう。

こんなことを喉実践者が、真似したら、一生、日本語が喋れなくなったといって、クレームがついてしまうのではないか?

さらに、以下がもっとも面白い点。

実は、いつも、口と鼻呼吸になったののではなくて、そのときの姿勢によっては、口と鼻の両方が自然なときと、鼻だけのときを、うまく区別している自分に気づいた。なんと、ジーナと同じことをしているとすると、ジーナが口鼻両呼吸のとき(例えば、立っているとき)は、自分も同じようにしていることだ。

これ意味分かる???

両方からしたら楽なときと、そうでもないときがあるということ。そして、それは姿勢に関係しているように思えること。

スノーケルで、大量の息を口から1時間ぐらい吸い続けたあとで、喉の栓が抜けた?というか、なんというか、なにかが弾けたというか???

しかし、問題は、これをやると元に戻れない可能性があるから、非常に危険だ。日本人としてちゃんとした日本語が喋りにくくなるかもしれない。

で、今日、仕事でミーティングに行ったとき、アメリカ人に自己紹介したときの英語が、アメリカ人の男らしい英語と全く同じ響きであることに、勝ってに感動した。

深い。深い。

全然、音が切れない。

くっちゃん、カリブにて行方不明に、、、という感じであろうか。

久しぶりに、「アリス」の素材を読んでみました。

www.estat.us/blog/deep.mp3

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