さて、昨日テレビを見ていたら、アメリカ人の男性で、日本人の女性と結婚していて、離婚して、その女性が、勝手に日本に子供をつれてかえってしまって、何年も会えていないという人達がインタビューされていた。そして、その番組では日本にもレポーターを送っていて、その妻に直接インタビューをしていた。
ちなみに、その番組は、メジャーなネットワークのABCだったし、2回に分けての放送だったので、アメリカに衝撃を与えていると思う。 あとでニュースと動画へのURLを張るので見てください。
男性が泣きながら、子供に会いたいと訴えている姿がとても悲しかった。また、その喉声や、喉声から伝わる感情が伝わってきて、同じ人間として、とても悲しい思いがした。
また、これは、ネットにあったのだけど(その出演者のかたの一人のサイト?)、日本は北朝鮮によるヒトサライを糾弾しているけど、実は、日本人の元妻が、子供を勝手に連れ帰ってしまうというケースがものすごい多いという。
これはやはり変えないといけないと思う。なかには、その妻が日本で病気で死んでしまい、日本のおじいさん、おばあさんが、子供を引き渡さないという。なんでも、子供手当てみたいなのが出ているので、それがとられるのがいやなのではないかということも憶測されていた。
我が子なのに、ひきさかれてしまっている男達の男泣きの涙に、私ももらい泣きしそうになった。
さて、日本人の女性がインタビューされていたのだけど、その女性とアメリカ人のインタビュアーを比べたときに、その日本人の女性こそが、人類ではない外人に見えてしまった。本当は、アメリカの裁判所の命令で、パスポートはあずけられていたのに、なにやらごまかして、子供のパスポートを取得したうえで、日本に連れ帰った。そして、その女性は、「私はインテリジェンスで勝利した」と英語で言っているのである。そして、インタビューアーはその発言やら、態度が信じられないという感じであった。
口発音で英語を喋られていたので、おそらく全米のビューアーには、その女性が冷たいというイメージが強く伝わっただろう。さらに言っている内容も、上に書いたように、とてもショッキングであった。英語で喋っているのに、口発音なので、通じない。だから、字幕が出ていた(英語で喋っているのに)。
(自分が)死ぬか、その子を誘拐するかしかなかった、、、とその女性は言い放っている。
しかし、親の両方に子供と人生をともにする権利がある。また子供にも両親を愛し、時間をともにする権利がある。
日本の家族法はとても弱くて、離婚などのときに、子供は、女性が引き取るのが普通で、その後は一切男親に会わないのが普通ということをさらに読んだ。
そういえば、本当の親を知らずに育った、育っていた日本人を私は二人も知っている。一人は死んだことにしていたようだ。
そのアメリカ人の男たちが、会えないのだけど、子供に向かってのメッセージで、アイラブユーと言って泣き崩れる姿があまりにもむごい。
子供に会わせないというのは、罰を与えるという感覚だと思う。結婚がうまくいかず、離婚になった。お前に私は子供に会わせないことで罰を与えてやる、、、ということなのじゃないか。
しかし、自分の子供を愛さないものはいない。
そういう境遇にあるのは、アメリカ人だけではなくて、国内に住んでいる男性も、また女性もいるだろう。子供に会えない状態。
ちなみに、DCには、たくさんの違法在住のヒスパニックの人達がいるが、来たばかりの人達は、赤ちゃんを国においてきていて4年間あえてないとか、そういう話はざらである。途中で帰ると、非合法で滞在しているわけだから、不都合が生じる。だから国の家族を助けるために、たくさんのヒスパニックの人達がいる。その人達の犠牲のもとに、お金儲けをしている人がたくさんいるし、また合法で暮らしている私たちも利益を受けているだろう。
日本は、まず、そういう境遇にある人達が子どもに会えるようにきちんと法の整備をするべきだろう。あと国際条約にも参加するべきだ。
さて、以下はABCニュースへのリンクだ。動画を見ると、男達が涙を流して訴えている。英語喉をやっている皆さんは、その喉声を通じて伝わってくる感情をびんびんと感じることができるだろう。英語喉をやっていなかったら、無愛想に聞こえたり、わがままな印象を受けるかもしれない。
動画をぜひ見て欲しい。
もっと悲しいことがある。このように、連れ去られた日本人の子供が、これまでアメリカに帰れた例がゼロに近くないそうだ。なんでも1件はあったそうだけど、それでも、そのせいで兄弟が離れ離れになっているらしい。
とにかくその数がすごいらしい。http://tokyo.usembassy.gov/e/p/tp-20100122-85.html はアメリカ大使館のサイトだが、数字が出ている。2009年では、160件弱だそうだ。
色々と英語で読んでいたら、小泉元首相も、離婚したときに、おいてきた子供たちには会えなかったみたいだ。二人はご自身がつれていったということ。
very very sad...
Thank you for bringing this up.
This is a matter of a very, very fundamental human right.
sigh
日本はハーグ条約に加入してませんからね。
基本的に、アジアやアフリカにおいて、子供と女性に人権はありません。
日本は辛うじて女性に人権は認められていますが、子供にはないんです。
子供は親または家の所有物とみなされているんです。
個人の人権を認めている欧米と、家という単位が優先される
アジアやムスリムの文化とでは、ここは根本的に相いれないのでしょう。
欧米だと「子殺し」で第1級殺人となる犯罪も、日本だと「親子心中」です。
難しい問題ですね。
>YUMIさん
ムスリムの国でさえ離婚後親と子の引き離しなんて認めていませんよ。
その点では日本が最悪なのです。
私の友人(男)は、離婚したときに子供を元妻につれていかれました。
日本では、普通は女性が子供を引き取ることになるそうですね。
問題持ちの女性でも、女というだけの理由で子供を引き取ることになるそうです。
子供がかわいそうです。
小泉元首相について誤解されているように思うのですが、小泉氏は離婚時お腹の中にいた三男の親権争いに敗れた後、「三男は小泉家の人間ではない」として三男に一切会おうとはしませんでした。
三男の方は、一度会いたいと小泉氏側に伝えましたが断られました。
また元妻の方は、小泉氏が引き取った長男次男に会いたいと何度も伝えましたが、全て断られ、離婚後一度も会えていません。
日本に、綾戸智恵さんというジャズシンガーがいるのですが、彼女は米国で結婚後、夫のDVに耐えかね夫に黙って、命からがら子どもを連れて帰国しました。
このことを綾戸さんは何度かテレビで話されていますが、それを見た日本人は「大変な思いをされたんだな」と同情的な見方をし、ハーグ条約加盟国や上川さんのように「それは拉致だ。やっていることは北朝鮮と同じだ。」という見方をする人はいません。
ハーグ条約と日本人の考え方には隔たりがあるのでしょう。
そもそも日本人女性は、日本では憲法で定められている転居の自由が外国には無いこと、外国人男性と結婚して子どもを生んだ場合、離婚しても夫の国に縛られ帰国出来ない場合があること、米国の場合、夫に問題があって離婚しても米国の裁判所は元妻と子に、夫のいる州から許可無く出てはいけない、許可無く渡航してはいけないという判決を簡単に下し、許可が出ないために普通の里帰りさえままならない場合がある、ということも知らずに外国人男性と結婚する人が多すぎるのです。
まず日本人女性に、外国人男性と結婚して子どもをもうけると離婚後も転居の自由は無く、夫のいる国や州に縛られ帰国出来ないこと、こういった覚悟もなく外国人男性と結婚してはならない、ということを広め、理解させる必要があるでしょうね。
小泉さんの件、教えていただきありがとうございました。
>ハーグ条約と日本人の考え方には隔たりがあるのでしょう。
私は、この問題は、日本人同志の問題でもあると思っていて、たまたま西洋人の場合、子供と引き離されることになれていないので、日本人よりも声高になるのではないかと思います。
日本人は、単身赴任だとか、仕事が忙しいとか、色々で子供から引き離されることもあるだろうということが文化的に耐えうる、いや、耐えろよみたいな雰囲気があるのではないでしょうか?
しかし、西洋人にとって、子供から引き離されるということを見るのは、他人事であっても、これは、例えば、中国人が、犬を食う、、、という習慣を見て、いや、その食う前に、悲しそうな目をした犬がオリに入れられて、トラックから路上に投げられている動画を見て日本人がトラウマに感じるのに似ています(ポールマッカートニーはこれを見て中国講演はしないと決めました)。
また中国人が、熊の肝臓か何かにパイプを通して、生きたままで、エキス?を抽出して、これは体にいいんだと言っているのを見て、日本人がトラウマに感じるのに似ています。
そういう意味で子供を連れ去る場所になっているということは、外国人には理解されないと思われます。
また日本人だって、自分の孫に急に会えなくなる可能性があるわけです。
日本人は、アメリカ人対日本みたいに考えていますが、この問題は、日本人VSその他外国って感じだと思います。もちろん、日本以外にもあるかもしれませんが、ならず者国家とかそういう国々と名前を並べることになるでしょう。
DVのケースもあるでしょうが、DVのケースじゃない場合もあるでしょう。ABCの番組では、極端なケースが扱われていました。裁判所の命令に背いて帰った人とか、病気で妻が日本で亡くなったあとに、祖父母が子供をアメリカ人の夫に返してくれないケース。
色々な裁判の判決は、結構、逆に、妻側を守るためにもあるので。ですから、アメリカが生活のベースになっている場合、アメリカでけりをつけるのが大切だと思うのです。で、チャイルドサポートとかを取り付けたりとかするわけで。
日本に住んでいる感覚で、アメリカに住んでいる日本人を見ると、ちょっとリアクションが違うと思いますが、アメリカに長く住んでいる日本人は、アメリカで税金を払い、アメリカで年金(SS)をつみたてています。またアメリカの法律やら憲法などにそって生活しています。だからアメリカのルールに従うのが普通で当たり前なのです。
もちろん、弁護士料など、破格でしょう。日本と同じです。しかし、人生には避けて通れない法律のことがあってそんなもんじゃないかなと。さらに法律というのは、相手の利益だけじゃなくて、こちらの利益、子供の利益を守ることもできると。
だから例えば25年住んだ人が日本にドロンしたそうですが、そのことを日本に住んでいる日本人の感覚では、なんとも思わないかもしれないけど、アメリカに長く住んでいる日本人の感覚では、やはり疑問であります。
ヘーグとか共同親権というのは、きっと日本人の権利をも守ることになると思います。DVのケースにもちゃんと対応するように法律を組める有能な人達がいると思いますよ。
ただDVで子供がいて、大学進学とかを控えているとか、お金がかかるとか、そういう風な法律では対応できないことが人生は満ちていることは確かです。
そういう意味でも、現代社会に生きる我々はSCREWEDされてますね。完全に。
皆がSCREWEDされているという状況を認識し、じゃあ、何ができるかと連帯しつつ、、、という感じだといいですね。という意味で、高い位置から、研究もしていないのに研究しているふりをして意見を述べる、、、ようにはなりたくないものです。
DVのケースは別に考えて、対応するけど、基本的には共同親権を認めるという方向に、法律を近代化していったほうがよいのではないかと思うのです。
どちらが子供を連れ去るかは、起こってみないと分からないので、必ずしも、どちらの性が被害?に会うか分からないようにも思うので、やはりルールがあったほうがよいのではないですか?
こんなんありましたよ。
http://kyodosinken.com/2011/02/13/%e6%96%b0%e8%81%9e%e8%a8%98%e4%ba%8b%e6%8e%b2%e8%bc%89%e3%80%80%e4%bc%9a%e3%81%88%e3%81%ac%e9%95%b7%e7%94%b7%e4%bb%8a%e3%82%82%e8%83%b8%e3%81%ab/