まだまだ、日本の状況は大変です。祈りつつ、、、水がよくないと報道されています。 幼児は水道水を飲まないようにということでした。

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昨日、英語音読研究所さんが、朗読による音声UPをされていました。

http://nsh-41.blogspot.com/2011/03/blog-post_22.html

許可をいただいたので、私がコメントした音声ファイルを紹介します。

www.estat.us/blog/nsh41_03_22_2011.mp3

さて、本日も、音声UPをされていたので、10秒ほど聞いたのですが、なかなかよいですね。

さて、昨日の音声に対してのコメントですが、i_ とu_の深みがACHIEVEできれば、ネイティブとあまり変わらないという感想です。ご本人は、もっとネイティブのような響きがとおっしゃっていましたが、私は、研究所さんの朗読がネイティブでないと分かるとするとそれは、i_ とu_の深みじゃないかと思っています(つまり、すでに響き自体は充分あるということ、、、ですが、研究所さん、いかがでしょう)。

昨日、最初に聞いて思ったのは、やっぱりこういう声じゃないと英語が正しくならないということです。声というか、響きというか、英語の音色を運ぶ声、音です。

NHKワールドの同時通訳者のかたの英語は、シラブルは正しいし、同時通訳として出てくる文は正しいし、喉の奥で音を切っていない感じではあるけれども、響きが足りず、口発音ぎみで、そのために英語の音色情報が足りません。結果、全てのRが発音されていないという状態になります。

日本人が聞くと、聞きやすい英語だから、勉強に使われたいと思われるかもしれませんが、日本人にとって曖昧に聞こえる響きの部分がカットされているので、聞き取りの勉強にはむいていないでしょう。

ただし、これは同時通訳さんのことであり、バイリンガルのキャスターさんのことではありません。バイリンガルのキャスターさんの半分ぐらいはネイティブと同じです。

多くのNHKワールド同時通訳者が日本人の耳にはイギリス英語っぽく聞こえるのは、響きがたりず、Rが発音できないからでしょう。

しかしRを発音しないと例えばNURSEが通じません。Rが発音されていないと、NASとNURSEの違いが出せません。

イギリス人でもRを発音しますが、たまたまそのRが日本人の耳にはアーに近く聞こえるということです。

英語音読研究所さんの、響きを多く含んだ英語を聞いて、この声じゃないと英語が通じにくいと思いました。あとはゲップエリアの音を落としこめば、いいと思います。

 

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4 thoughts on “英語音読研究所さん 音声UP コメントしました

  1. Masa says:

    かず先生…

    き、聴き取りが…

    イキナリほぼ100パーセント出来るようになってしまいました!

    詳しくはmixi日記にかきました。

    あ、弁当素材送りましたので、聞いてくださいね。

  2. 長崎の雨 says:

    カズさん、こんにちは。思いつくままですが、

    1.声の質の話で、最近米国の藤崎大使の出演した次の番組を思い  出しました。
     
    http://www.pbs.org/newshour/bb/world/jan-june11/japan2_03-22.html

    Judy Woodruff の深い喉発音に比べ、矢張り藤崎大使の発音は、英国風のflavorがやや感じられるものの、口発音ぎみです。
    最後に米国民に謝辞を述べられた事で好感を持たれた様で、好意的なコメントが寄せられています。
    しかし、全体としてどうしても印象が弱い感じがしないでしょうか?これは内容が当たり障りないコメントに終始しているせいもありますが、(これは外交官として仕方無い面もあると思います)喉発音ができてない事が大きいと思います。米国大使をされているのですから優秀な方だと思いますので、ちょっと損をされている面も
    あるんじゃないでしょうか。米国民が一般的にどんな印象をもつか
    興味あるところです。

    2.最近気付いたんですが、自分は3ビートはできてると思ってましたが、一部の語でそうじゃない事に気付きました。特に子音が
    コピーされる語ですね。例をあげると、together, tonight, deserve, protest, never, などですね。to-night、pro-testなどと
    なってました。
    で不思議な事に(不思議でないのかも知れませんが)これらを直すと、何か一層喉発音が良くできる様になった気がします。Choppy さが減った様です。

    3.今月は米国からの来客5人に1週間程対応してましたが、誰も
    私の英語を大げさに褒める人がいません。これは嬉しかったです。
    昔から英語が本当に上手くなると、ネイティブは褒めなくなる
    と聞いてましたんで。まあ自分ではまだまだやなと思うばかり
    なんですけど・・・・・。

     

  3. 上川一秋 says:

    長崎の雨さん、貴重な情報と体験談ありがとうございます。ほめられなくなったのは、やっぱりそういうことですよ。

    英語が口発音だと個性が伝わってこない。だから日本の野球選手がアメリカに来ているけど、個性が伝わってこないという問題があります。

    私は、会社で廊下からアメリカ人の豪快な笑い声(喉声)が聞こえてきて、すぐに誰かが分かります。その特徴で。でも、私自身の笑い声は、他のアメリカ人は知らないし、廊下で私が豪快に笑うというのもあまりしていませんが、ちょっと挑戦してみようと思います。

    英語において、いや、日本の外においては、個性というのは、まず、喉声で大きめな声を出すところから始まると思います。

  4. 上川一秋 says:

    ちなみにCNNで藤崎大使が話された時も、同じような口発音ぎみでしたが、喉の奥で切っていない感じなので、日本人としてはうまいほうだと感じましたが、しかし、発話の間で、え~(えっと、、という意味で)とおっしゃるときは、喉発音でした。

    英語だから口を使わないとという感覚があるのでしょう。でも、きっと日本語は喉発音をされている可能性があると思いました。というのは、え~が喉発音だったので。

    しかし、日本人の多くの「うまい人」はかならず喉で音を切っていないです。NHKの同時通訳の人も、口発音だけど、喉はひらいた感じ。

    しかし、逆に言うと、なぜ普通の日本人の人が、口発音でいわゆる「うまい感じ」を難しいと思うのかが、わからなくなるときがあります。

    喉発音を難しく感じるのは分かるけど、なぜ口発音でまあ、まあ、うまめの発音ができないのか????

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