英語喉的には、世界の人々と喉発音で普通に喋ることで、何人だ?という前に人間として仲間になろうということが大切だ。しかし、昨日、頭を打たれるような体験をした。
会社帰りの駅で、たくさんのアーミッシュの若者たちが歩いていた。50人ぐらいか。ワシントン見物に来たのだろうか?アーミッシュとは何か?これを見ておいてください。彼らは、オハイオとかペンシルバニア州あたりに住んでいて、昔から変わらぬ電気を使わない生活をしている人たちなのです(以下で登場するメノナイト派は、ある程度のモダン生活は受け入れているらしい)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5
なぜアーミッシュと分かったかというと、彼らは、独特の服を着ているからだ。男性の若者たちは結構普通の格好だったので、不思議だったのだが、女性は、日本人の感覚で言うと、給食係りの人みたいな服を着ている。
若者たちばかりだったが、男子と女子に完全に分かれて歩いているのが印象的だった。
思わず、一人の若者に、君たちはアーミッシュですかと聞くと、非常に印象のよい感じで、次の言葉が返ってきた。
そうです。私たちは、メノナイトです。ですが、MORE IMPORTANTLY 私たちはクリスチャンです。
私は、その言葉の重さに、やや感心したのでした。
よく、やや偏った言い方で、日本人は日本人らしくあれというような言い方をするが、たしかに、品格のある形でそういうことがあってもよいのかもしれないと思った。
このアーミッシュの青年の言葉はその実践例かもしれない?
つまり、私は、彼等をめずらしい存在として見ていたのだ。そして声をかけたのだ。しかし、彼等の観点から言うと、彼等こそが、非常に西洋文明の核であるクリスチャンであり、彼等はその信仰を守ってきたのだ。
逆に、私のほうがめずらしい存在なのかもしれない。
一瞬であったが、彼の言葉はとても重く、私はますます、彼等の文化を尊敬したのである。
会話はそれだけだったのだが、私が実は次のことを言いたかったのだ。
この数年、アーミッシュのファンで、毎日、アーミッシュのジャム(アップルバター)を食っている。ヌードルも大好物だ。それは、義理の父と母が住む一帯にアーミッシュのコミュニティーがあり、私も彼らのレストランやストアに行くのだ。
アーミッシュのアップルバターがついに切れそうになったとき、義理の父と母が先週、来てくれたときに、また新しいのをお土産でくれた。私の体の1000分の1ぐらいは、アーミッシュのジャムから形成されている。
アーミッシュの若者たちは、なぜ東洋のおっさんが、彼らに話しかけたか理解できなかったかもしれないが、そういう事情があった。
しかし、彼の言葉に比べて、私の言いたかったことは、軽すぎたかもしれない。私はアーミッシュの食文化の大ファンなのだった(実際、帰ってから、アーミッシュのチキンフライのおいしさを思い出し、思わず、チキンを煮てスープをつくり、アーミッシュのヌードルを入れた。)
彼は簡単な言葉によって、アーミッシュの品格を見せつけてくれたように思うのでした。
英語喉ライブで、日本人がPOLITEだ、POLITEだと絶賛が出ているのだが、いい意味での日本人としての言説形成ができるかもと思う。しかし、そのためには、我々の文化を我々自身が理解する必要がある。そのためには、本に頼らず、自分たちの目で観察したり、英語喉ライブのように、素直に外国人の意見を聞いたりするのも大切だろう。
ただし、まずは仲間として世界の人々とコミュニケーションすることが大切だとは思う。
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アーミッシュの方たちもコミュニティをそれほど大勢で出ることがあるのですね。初めて知りました。日本でも数年に1度ドキュメンタリーなどで放送されたりします。この間放送されていた回では、ほとんどの方が電気は使わないけれど、地下の天然ガス?を利用した発電を自分たちで作り(そのガス発電専用の冷蔵庫などもあり)、それを使って生活されていらっしゃるアーミッシュの方も紹介されていました。拝見するたびに「大草原の小さな家」が頭に浮かびます。