私の10年の観察によりますと、日本の方言には2種類があります。
DEARという単語(TEARでも、FEARでも構いません)。
英語が学習しやすい方言においては(例 広島弁)、その方言話者がDEARを聞いたとおりに言おうとすると、
DIR (ディーという感じに聞こえます)
と1シラブルで言うことができます。
英語を学習しにくい方言(関東地方の日本語)においては、かなり意識して頑張っても
DI-AR (ディアーと感じ)
で2シラブルになります。
DEARは分かりやすい単語なので一つ選んだだけです。
つまり後者の言語グループではどのような英単語を覚えようとしても、正確には言いにくいことになります。つまり、単語を覚えたと思っていても、少し違って覚えてしまうことになります。
上で上げたDEARはディーという感じの音になりますが、それをディアーと言ってしまうと違う単語になるのです。
他の全ての単語でこの問題が生じます。
英語では、シラブル数が違うと全く違う単語として理解されてしまいます。なまりがあるとか、ないとかいう問題ではありません。
これが、なぜ多くの人が何年も英語を勉強しても通じない、聞き取れないかの理由です。
解決法は、やはり喉をリラックスすることを練習する。これに付きます。
ただ、英語がペラペラ話せるようになるには発想方法も大切ですので、それは私のキンドル本 英語の勘シリーズを読んでください。