皆さん、新年、喉の旅はいかがですか?
長崎の雨さんのコメントにもあるように、やはり英語は使うのが大切で、そして使って、コミュニケーションをして、そこから人間関係を築く。そして、その人間関係の中で意見交換があったりする、、、と。そういうのが順番でしょうね。そういうやりかたをしていると、順番がどうのこうのということも頭に上らないですね。
英語が難しいからこそ、英語はこう学ぼうとか、この順番で勉強しよう、、という発想があったわけです。
これまで、そういう順番だとかを考えすぎたのでしょう。でも、それはしょうがないですね。喉と3ビートが発見されていなかったのだから。ただ、喉と3ビートが発見された今、少なくとも、その存在を知っている人は、少しづつ、これまでの考えを修正していくのがよいのではないかな?
確かに急に変えろというのは無理かもしれません。私もSASプログラミングというのをやっていて、SAS PROC MIXEDというやりかたのマニュアルを書いています。で、近年、PROC GLIMMIXというのがでてきて、事実上はPROC MIXEDよりも、GLIMMIXでやってしまうのがベストとなった。でも対応に時間がかかるので、PROC MIXEDのマニュアルを取り下げるというわけにはなかなかいかんです。
でも少しづつ変えていかんといかんですね。
それにしても(つまり、やもえない点があるにしても)、思うに、これまで英語ができていないのに、英語の勉強法や発音のやり方を語るということには無理があったと思うんです。例えばですが、LとRが発音できないのに、LとRの発音を指導するという、非常に、非合理的な実践があった。
気持ちはわからんことはない。というのは英語が非常に難しかったわけです。
でも喉と3ビートが発見できたわけですから、これからは英語はそれほど難しくはない。
しかし、非常に、面白い状態がしばらくつづきますね。アキヒロさんの報告にもありますが、今NHKで発音の講座をやっているのだけど、従来のパラダイムでやっているので、LとかRで舌の位置がどうのこうのと、専門家の皆さんが語ってらっしゃる。
それを国産ネイティブ化した、いわゆる素人???の喉実践者が見て、「あ、あの説明、おしい、、、ちかいけどねえ、、、」とか言いながらコメンタリーできるわけです。
アキヒロさんの報告によるとRのとき犬のようにウナル、、、という説明がちょっとあったんだって。あれはいつから言われてるんですかね。私の大学時代には聞いたことがない。一番真実に近いですね。うちの犬でもRが言えるからね。
またアキヒロさんの報告によると、Rは口を丸めてとネイティブの先生が指導したそうです。確かにRが単語の前に来たときは、そういう感じで教えても、説得力があったかもしれません。でもRが後に来るときは?例はCAR。丸めませんね。
実際はどっちでも丸める必要はないんだけど、ネイティブが大げさに言うとき、Rが最初に来るときは、やりますね。でも後にくるときは、おおげさにやっていても、そうしない。
こういう矛盾を音声学はパッチワークのような形で対応してきたわけです。Rでも異音といって色々あるとか、Rでも現れる場所で微妙に違う、あるいは地域によって違う、、、と。
科学というよりも博学みたいになっていった。博学っていうのは、年齢によってステータスが決まる人文系学問の世界では都合がよいので、そういうパッチワーク的な研究スタイルが定着してしまったのでしょう。科学の世界は発見をしてなんぼのもん、、、なわけなんだけど、いつのまにか外人の書いた本を紹介することが仕事になってしまったのでしょう。
これは日本の社会学でも同じなんです。外人の学者がこーいった、あーいったということを紹介するのが社会学になってしまっている。パーソンズがどうのこうのとかね。
でも、これまではしょうがなかった。喉の3ビートが発見されていなかったのだから、、、。
素人のほうが、その道の専門家よりも正しいという非常に不思議な言説状況が5年ぐらいはつづくんですかねえ。
専門家の人々に喉を読んでほしいですが、私の知っている同志社関係、そして言語学専攻のかたがたでさえ、喉は「つんどく状態」です。メールで読んでくれーーーと頼んでも、読んでくれません。
4,5人はいるんですが、全然、やってくれない。なんでやねん。
効かないと思い込んでいる????
犬の話が上ででたんですが、ぶちおもしれーことがあるんですよ。うちの犬がねえ、英語で食べ物の名前に反応するんですよ。例えばピーナッツバターとかいうと、むちゃくちゃ尻尾をふって、「くれくれたこら」状態になるんです(表現古すぎる?)。でも、日本語英語でいうと、全然反応がない。
犬でさえシラブルの数が大切なんでしょうか????
英語だとピーナッツバターは4シラブル。日本語英語だとそれ以上ですね。
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最近Amazonのレビューを書きました。
あくびエリアとかゲップエリアとか「凧」とか、たぶん従来の音声学の人たちも、その辺の音を表現しようと努力したとは思うんですよ。で、もしかしたら近いところまで行ってたのかもしれない。
だからこそ、そういうこれまでの努力をバーンと無視して新しい名前をつけて、新しいメソッドで教える本が出ると、憤まんやるかたなし、となってしまうんでしょう。または、頑に、もうちょっとで到達できる自分の研究の道を耳をふさいで突き進むか。
工藤夕貴の発音の本があるんですが、「何度も何度も練習して、自分の舌に染み込ませて下さいね」って言うんですよ。でも、何度も何度も、間違った発音を練習しちゃったらどうするの?って思いますよね。どうなったときに正しいの?っていうのを教えてくれないと。
つい先日、新年会の帰りに団地でエレベーターを待ってると外人さんが「コンバンワ」と話し掛けてきました。
酔ってた勢いもあり「コンバンワ」と「3ビート」で返すと
「ナニノオシゴトデスカ?」と
そこで前に一度話し掛けられた事を思いだしました。
その時も「ナニノオシゴトデスカ?」と話しかけられたのですが、その時は革ジャン着てライブに行く時と同じ様な格好でその服装が珍しかったのかなと思ってたんですが今回はスーツにコートにマスクにヘッドフォン(笑)
話し掛けるのがお好きなのか?
ヘッドフォンを外し「エイギョウ」(英語が出なかった(笑))とまたもや「3ビート」で答えると、
しばらく外人さんは考え「sales?」と聞いてきたので「Yeah」と「喉」で答えた。
でエレベーターが来たので乗り込むと次は英語で"What kind of~忘れた(笑)~?"と「職種」を質問。
で"construction"、"construction contractor"と答えた所、「最近は価格が厳しいみたいで」(英語)と言われたのでまたもや"Yeah"と「喉」で答えたら、もう何を言ってるかわからない事を言われちゃいました。
その人が先に降りたので"See you"と声を掛けたら"See you"と返してくれました。
あと、朝の電車で外人学校に通っているアジア系のチビ達が乗ってて好き放題に騒いでるのですが、
見事な迄に「口」での日本語と「喉」での英語を使い分けてチャンポンで話してます。
で、子供であるが故に、「喉」でしゃべる時のトーンダウンというか音が低くなるのが凄くはっきりして聞こえます。
互いの名前を呼ぶ時でさえ「日本語」と「英語」の時で違う。
本当にこの「違い」を受け入れない限り、『「R」は口をすぼめて』と言い続けるのでしょうね。
喉の旅…
別に本当に旅に出なくても実践できるモンです(笑)
と思ってたら今日もその方とエレベーターが一緒になったのですが、全く僕に気づかずでした。
でも面白いので観察してたらわざわざヘッドホンをしている若者を小突き、「モウカリマッカ?」と…
やはり話し掛けるのが好きなようです(笑)
まちこさん、レビューありがとうございました。緊張せずに喋れるというのは、いいですね。私も前は英語は喋れたけど、緊張しながらやっていました。その緊張はやはり口発音と関係あるんですよね。また相手の言っていることが楽に聞けるというのもかなり大きいでしょう。人と話をするときに、準備をする必要がないというのがいいです。喉をやっていると、準備しなくても話せるように思います。喉クラスのもう一人のかたもこれを効用としておっしゃっていましたね。仕事での会話って、毎日やってることだから、そんなに準備する必要はないんですが、喉を経験していないと、グラフを用意しないといけないんじゃないか、図を用意しないといかんか?とか準備が忙しいんです。喉を経験していると、ぱっと言って、事情を説明して、相手の質問を答える、、、という感じです。
あきひろさん
喉の旅、いい感じですね。逆に、日本の文化も研究分析の対象にしてみてください。
私の場合、たいてい、最初に考えたことが間違っていたりしますから、じっくり考えることも大切だと思います。あと、単に聞いてみる、質問してみるというのも大切です。