昨晩、2冊目の本の最終の微調整が(著者側としては)終わりました。5月末ぐらいの出版と聞いております。本の詳細が正式に発表されたら、報告しますのでしばしお待ちください。最初の原稿から1年ぐらいかかったような気がします。
この本には、英語喉と同じで、コーヒーブレーク的なエッセイもところどころに入っています。本というのは、校正というんでしょうか、デザイン的に完成しつつあるときに、空白とかが生まれますが、その空白をコーヒーブレーク的なもので埋めていくことがあり、最初に予定していたものより少し多くのエッセイが入ります。
内容を補強するようなものが主ですが、え、ネイティブってそんなことができるの?みたいなエッセイもあります。英語喉では、例えば、ネイティブが、息をすいながら喋れるという、日本人だけが知らない事実を紹介、またそれを練習にとりいれていますが、そのような感じで、えー?まじ?というような事実を5つほど列挙したエッセイがあります。そのうちの一つは、そのことをYOU TUBEなどで即座に確認できるので面白いと思います。
ネイティブは、こんなことができるんです。XXXとXXXというキーワードでネット検索してもらうと、それを実践している動画がいくつでもひっかかります、、、
という具合に紹介しました。
次はやっとのことで文法書を始めたいと思います。会話で使える文法です。
文法といえば、受験英語が元凶とされていて、それはそれなりに正しいと思いますが、もう一つ、日本で英語を教えているネイティブの人達のもつ文法の感覚も変だと思うことが過去に何度もありました。文法というのは、会話で使うものなので、会話で使う文法が大切なのだけど、書き言葉の文法、あるいは試験製作の上での文法を押し付けてくるのです。もちろん皆がそうではなくて、当然*一部の人*ですが。過去に2回ほど、非常にいやな思いをしたことがあります。時効になったらお話します。
文法書のメインのアイデアは、革命的だと感じます。一つには、従来の説明と異なるということもありますが、もう一つにはあるパラドックスを解明しているように感じます。なぜ、ネイティブは、考えなくても、だいたい正しい文法で喋れるのか?だいたいですよ。例えばですが、HEだとLIKEがLIKES、、、というようにSがつきますね。ということは脳がHEを覚えておいて、それがLIKEにSをつける、、、と。HE SOMETIMES LIKES、、、というようにHEとLIKESが離れていても、LIKEがLIKESになる、、、と
これはどういうことかということです。
一つには脳がものすごくすぐれた器官であるということですが、それだけでは説明できません。
これを解明できたように思います。
またしても私のアイデアはではなく、共著者のジーナのアイデアですが、いちおう私が、それを早く、考えてくれと、、、押している、、、という貢献はしております。
おそらく従来のパラダイムだと、いや、ネイティブだって間違う、、、とかそういう方向にいって納得しそうですね。
まあ、それはそうなんですが、でも、それだとなんの解決にならない。
英語耳の松澤さんとかだったら(ライバルか!?笑)、1万回繰り返して、脳に刷り込もうとかいう感じかな?
チョムスキーだと、なんかツリーみたいなんを書いて、分類みたいなことをして、納得するわけです。実際に、それが脳で起こっているかどうかはなかなか実証できないけど。
また1年ぐらいかかるのかなあ、、、
日本はいかがでしたか。
晴天にめぐまれ気持ちよい春を満喫されたのではないでしょうか。
本日テーマにあがった本の発売楽しみにしています。
ブログ内容とは別の話ですみませんが質問させてください。
3ビート、シラブルについてです。
この概念、理屈はわかります。発音するという点でいうと実践できます(多分)。
しかし、リスニング時に3ビートを聞くというのがわかるようでわかりません。
実践できないのです。(← ここが一番重要)
ボンボンボンが聞こえるかというとやっぱり聞こえない、
想像上でこんな感じかなとイメージでなぞってみたとしても
これがリスニングに与える効果というのが実感できない。
そんな状態でもあります。
もう少し踏み込んだ説明、従来とは違う角度からの説明、
その他ヒントなどありましたらコメントいただけませんでしょうか。
ブログを拝見したところ直接ご指導もなさったようですが、
その過程で新たな発見や受講生からのフィードバックなどは
ありませんでしたでしょうか。
よろしくお願いします。