今週は仕事が忙しくて、ライティングの作業をしていて、ちょっと大変だった。でもTHEの使い方を覚えただけで、ライティングにかなり自信が出た。書いて、見直して、同僚に送ったら、なかなかよいと言っていたので、うれしかった。
あと、久しぶりにある同僚と電話で喋って打ち合わせをしたのだけど、息があった会話ができて、よかった。全て喉発音のおかげだ。その同僚は1歳半の子供がいて、家から働いているのだけど、電話からその子が喋るのが聞こえてくる。1歳半の子供でも、英語がクリアだ。同僚が、「太陽の色は?」と聞いたら、YELLOWと答えている。
口発音言語である日本語は子供にとって難しいのだろうか?
私の姪が3歳だったころ、私には、彼女の言っていることがほとんど分からなかった。今、5歳だが、今でも、よく分からないときがある。喉発音の要素が残っている年齢なので、大人の日本語発音と違うように思う。
喉発音だからだろうか、日本語を学びはじめてすぐの、外国人が喋っているかんじで、シラブルの出てくるスピードが遅く、情報が早く伝わってこないので、辛抱づよく聞かないといけない。
辛抱していれば、言っていることはだいたい分かる。しかし分かるのは、劇場で喋っているような大げさな喋り方をしているときによく分かる。学校でいうと、クラスで発表するときのような、おおげさな喋り方のときにはよく分かる。が、そういう喋り方をするときは、決まり文句を言うときだと思うのだが(ありがとうとかね)、それだと、コミュニケーションが難しいかもしれない。
日本人は、幼児が喋っていることがよく分からなくても、あまり疑問を持たないと思う。そしてお母さんが、見事に?理解している(ように思われる)のをみて、やはり母親だね~としんみり感動して、納得する感じではないか?
日本語という発音ソフトは、インストールしにくい言語なのかもしれない。そして一旦、インストールすると、多言語をマスターしにくくなってしまうのかもしれない。
実際に、教えさせてもらって、7人集まれば、2,3人は、なんの問題もなく英語喉をマスターする。例えば、ある音を言ってもらっているとき、その人達は、セミナーの3時間中、ほとんどなにも直されることもなく、セミナーを終わることになる。そういう人の多くが、昔から日本語自体の発音が変といわれていたと言う。つまり、日本語発音のインストールにきっとやや失敗していた人達だ。だからこそ、喉発音が簡単だ。
英語喉は、新しいソフトをインストールするという感じではなく、インストールしている日本語のソフトを削除するという感じだろう。
NHKのニュースを見ていて、本当に悲劇だと思うことがある。NHKのアナウンサーといえば、日本語の手本である。しかし、彼らは、口発音でなくて、喉発音の要素が強い喋り方だ。手本になるべき発音法が、本来の日本語のありかたではない、、、というところが悲劇だ。つまり、日本語本来の正しい発音法を一生懸命追及するほど、NHK的な発音法から遠のいていく。
音楽の先生がよく言っていた。口を大きく開けて歌えと。しかし、そうすればするほど、力が入るので、うまく歌えない。悲劇である。指導者のいうことを聞けば聞くほど、目標が達せられないのだから。
がんばればがんばるほど、できなくなるというメカニズムが私達の文化にはあるのではないか。
http://twitter.com/yamapanpan さんが、英語喉をはじめられて、TWITTERで色々つぶやいておられるが、色々なことが頭に浮かんでいる様子が分かる。これは、きっと本物の旅になるでしょう。