さて、昨日、皆で、ミュージカルを見に行きました。タイトルはチェスでした。もちろん、ミュージカルの様子を写真やビデオにとってはいけませんが、たまたまその後夕食に行くということで、カメラを持っていきました。すると、中間の休憩のときに、私のところに係員が来て、「あなたがカメラで写真をとっていないか知りたいので、写しているものを見せてくれ」と言ってきました。
もちろん、写真など撮っていなかったし、とる理由もありません。中身を見せましたが、むかつきました。そのスタッフのかたは、このミュージカルは著作権で守られているからとか、言って、決め付けていたような態度でした。
他にも小さなカメラを持っている人はいたし、また携帯やら色々で、ほとんどの観客は、写真をとる機能をもったものを身に付いていますから、これは、私はいわゆるプロファイリングだとおもったのです。
私のは肩にかけるスタイルのものだったので、目だったのだろうか、、、。
プロファイリングというのは、例えば、中東の人だから、テロリストだとか決め付けてしまうことです。アリゾナ州では、イリーガルっぽいと思ったら、警察が人をチェックできるという法律が通りそうになりました(が、通らなかった)。ヒスパニックだからといって、重点的にチェックするのはプロファイリングです。
ただ、確かに、日本人が写真をとっている風景は、アメリカではよく見る風景なのかもしれません。先日、ちょっと古い映画を見ていたら、主人公がレストランで食べているときの背景に、日本人観光客らしき人がうつっていて、食べ物を写真にとっていました。
え、そんなことするか?と思ったのですが、その次の週、レストランに行ったら、熱心に、ハンバーガーの写真をとっている日本人の家族がいました(日本語を喋っていた)。
、、、と同僚に言ったら、メリーランドのカップケーキ屋で、アジア人らしき一行が熱心にカップケーキおよびカップケーキ屋の写真をとっていたよ、と言っていました。
ワールドトレードセンターの後でも日本人がVサインで写真をとっているという、本当かどうか分からないうわさがありましたが、私が行ったときも、たしかに、Vサインとまでは行きませんが、厳粛な雰囲気でないスナップの集合写真をとっていたかたがいらっしゃいました。
日本人が写真をとるというのは、かなり有名なので、私が経験したプロファイリングは、そういうことに基づいたものだったのかな。
さて、先週の土曜日に、リラックス口を教えるときに、実際に絵を書いていって、リラックス口の要領を理解してもらいまして、結構、効果ありました。普通だったら、Mだけの発音をしてもらうときに、口が開いたところから始めてくださいといっても、2,3回は言わないとそうしてもらえないのだけど、絵に描いていったら、4人とも、うまく、口が開いたところから音を出し始めることに成功したのす。
絵って、結構、いいかもしれませんね。
絵を描いたのは、説明しながら(口を動かしながら)、口の様子を説明するのがとても難しいからです。
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日本人が写真をとるのは、やはり記録したい、帰ってあとで友達や家族に見てもらいたい、という気持ちがあるからですよね。あと、団体で写真とると、少し、雰囲気も盛り上がるし、、、て感じかな???
一つ覚えておいてほしいのは、日本人が写真をとるということをアメリカ人が知っているということです。だから、日本人も、アメリカ人は日本人が写真好きなのを知っているんだということを知っておいても良いと思います。
ステレオタイプという言葉がありますが、実際、写真好きなのは確かですので、偏見なのかどうか、、、。私も親戚がアメリカに来たとき、食事のたびに写真をとっていたので、面白かった。でも私も、昨日、ジーナが、母さんとチェリーパイをつくっていたのだけど、写真を撮りたい衝動にかられました。珍しいので、広島の家族とかに見せたいと思いました。作って、冷凍していた、ピーチパイにアイスクリームを乗せて食べたけど、おいしかったです。
ちなみに台所にパイをが~んと置いておいたのだけど、日本人なら、サランラップをかけておいておきそうなものだけど、アメリカでは、そのままが~んと置くみたいです。ホコリがあまりないのはないですが、ちょっと感覚が違って面白い。
確かに、ハリウッド映画やドラマに出てくる典型的な日本人というのは、
肩からカメラをぶら下げていて、あちこちでパシャパシャやっている、
七三分けのメガネのダサい背広を着た小柄な男性、ですよね。
私は、昔は写真を撮ることがめんどくさかったですし、
カメラ自体持っていませんでした。
なので、20代の頃の海外での写真ってほとんどありません。
が、ブログを書くようになってから、記録の手段としてどこででも
写真を撮るようになってしまいました。
半分、職業病のようなものですね(苦笑)
カズさんの記事を読んで、学生時代に留学先のオーストラリアで、スーパーのレジで「リュックの中身を見せろ」と言われたのを思い出しました。
プロファイリングというと、FBI心理捜査官のイメージでしたが、色んなニュアンスがあるんですね。