日本人の感覚で、ネイティブの発声は
声+響き
という感覚があるが、音ってそもそも、響きですよね?だから声+響きの公定式が間違ってますよね?
声=響き=音色=色々な発音
じゃない?従来の発音学習書って、以下のことをASSUMEしています。
- 声帯からは2種類の音しか出ていない。一つは有声音、もう一つは無声音。
- それら二つを口、舌、唇が処理することで音が変化する
- 響きは、個人の好みによって、ちょっと加える(コショウ少々みたいな感じ?)
って感じの世界観ですよね。でも、音ってそもそも響きなのです。英語喉パラダイムだと
響き=音
ですね。日本語が特殊なのです。喉を緊張させて、響きを押さえぎみに平たい音を出す。じゃないと、日本語らしく、音が短くならないので。
エレキギターでアルペジオをするときに(アコースティックと違って)、うるさくなりすぎるので、右手で音をミュートしながら弾くんですが、それに似ています。そうしないと、うるさすぎる。特に、ディストーションを加えてやるときに、ミュートが大切。
しかし、あ~と言って、舌の位置を変えても、音色が根本的に変わらないということに気づいてと思いますが、音がこもったりするから、それを曖昧音だとか、なんとか言うから、分かりにくいのでしょう。
そもそも頭をクリアにして考えると、声帯だけですよね。音の震源地でありえるのは。そこで出た音を、かなり離れた場所にある口の中の舌の高さとかで、母音の音の音色を本当に変化させることができるなら、それは魔術でしょう。ブラックマジックでしょうね。
響きについてギターで考察 www.estat.us/blog/hibiki.mp3