さて、昨日のコメント欄で、STUDYBOXさんが、音声UPをされていて、それはi_の発音でしたが、見事にできていたので、音声コメントをつけました。コメント欄見ておいてね。
昨日は、感動したということを報告した。国家の品格の藤原さんは、小さい子供に、無理にでも名作を読ませて、感動することを覚えさせろといっているが、私の記憶をたどると、私がわあ~~と思ったのは、物理学的なる事象に関することだった。
すべて小学校のころのことだ。
おばあさんと、サツマイモの収穫をしていたときだが、その掘りかただ。くわをかつんと土に入れる、そして、そこで、「コテ」の原理で、土とイモを掘り出す(これは動画でないとわかりにくいな)。コテっていうんだったか、忘れたけど、力学ですね、これは。へ~~、力を直接加えるというより、コテを使うと、力がうまく伝わって、イモがうまくほれる、ほれる。
あるとき、おばあさんが湯のみを洗っていたのだが、そのときに私の目には、おばあさんが、湯のみの一箇所しか洗っていないようにみえたので、え~、全部あらわんといけんのんじゃないかと言ったら、なんとその湯のみをもつ左手が超高速でうごいていて、湯のみの口の部分がくるくると、回っている。だからスポンジを持つ右手はとまっているのに、湯のみの口の全体がうまく洗えていたのだ。
あとモチだ。うちでモチをつくるとき、機械でネルが丸めるのは家族全員でやる。おばあさんの手が熱いはずのモチをつかみ、超高速で小さなモチに切っていく、、え?速くタッチすると熱くない??のかなあ~~?なんて不思議に思ったものだ。
あるとき、私は湯を沸かした。学校では、沸騰は100度と教わったので、沸騰したら、あ、できたとガスをとめようとしたら、おばあさんが、そのままにしとけという。会話の内容は覚えていないのだけど、しばらく沸騰させることで殺菌するということだったと思う。な~るほどと関心した。
小学校で苗を受けたのだけど、ま、ある程度育ったので、バケツに入れてうちに持ち帰る。しかしうちまでの30分、手が抜けそうになった。最後の最後で、おばあさんが助けに来てくれて、今度はおばあさんが、そのむちゃくちゃ重いバケツを両手で持って、さっさと歩きだしたときに、驚いた。なんだ、この力は!と。
私の勝手な想像だが、こういう風に、物理的なる現象に素直に感動するのが男の子に多いのではなかろうか。男だ、女だということではない、もちろん。
それをそのまま伸ばしていく学校教育ができないものか?思うに、男が草食動物になったと言われるが、そりゃ、暗記中心の教育をしていたら、そうなるんじゃないか?机について、重箱の隅をつつきながら暗記するというのは、上で書いた、物理現象に対する素直な感動を完全に無視しているように思われる。
それは文献に書いてありません、、、、まずは、XX学を勉強してからにしてください、、、などという批判はもっとも男らしくない批判だ。どうなってしまったのだ、男達よ。外国人が書いた本をありがたがって暗記するのはやめ、素直に物理現象に感動しないか!?
さて、こないだスターバックスでドライブスルーで、ジーナが「グランデ スキム ラテ」を注文してくれというので、スピーカーに向かって、それを言うと、もちろん通じたのだが、ジーナが、「典型的なるアジア的発音だ」と言ったので、え~~~、なんでやねん、、、と悩んでしまった。ちゃんと喉発音しているし、3ビートもちゃんとやった。
さて、この週末にまた機会があったので、どうやって発音するのだと聞くと、ラテではなくラテイであるという。あ、そうか、英語喉にも書いてあるではないか。199ページの下のほうを見てくれ。例はUEで解説してある。
英語にはエで終わる単語がない。だから、ネイティブは、エで終わる外来語をどう読んでいいかわからんので、エイと言ってしまうのだ。厳密にはeI-Yだ。
だからラテはラテイなのだ。今度は、ネイティブ発音で注文したのであるが、その後の客が同じようなものを注文しているのを聞いて気がついた。グランデのデもデイなのだ。
つまりグランデ ラテはグランデイ テイなのだ。正しくは
G-r_A-ND_/D_-eI-Y_/L-A-T/T-eI-Y_ という感じなのだ(Lは、小文字だとIと区別がつきにくいので、あえて大文字で書いた)。
<G-r_A-ND_/D_-eI-L/L-A-T/T-eI-Y_ となる可能性もあるかもしれない、、太字のところ注目、がよくわからん、、まあ適当に。>
ミルクはスキムミルクを使ってくれと言うことで、実際に言ったのは、
G-r_A-ND_/D_-eI-Y_/SK-i_-M/L-A-T/T-eI-Y_だった。
G-r_A-ND_/D_-eI-S/SK-i_-M/L-A-T/T-eI-Y_かもしれないが、よく分からん、、、まあ適当に。>
ちなみに、グランデイはサイズを指す。音声で一緒に練習してみますか?
www.estat.us/blog/lesson47_eI_04_11_2011.mp3
カズ先生、こんばんわ。
英語のcake, tape などの二重・カップル母音は、日本語ではケーキ、テープなどと伸ばして言う母音にされていますね。
英語喉の本では、日本語のオは英語的には Ow_ になると説明されていますね。それと似てますが、日本語のエは英語的には、EI になるのではないでしょうか?
英語喉の本でご説明されているように、カップル母音の eI の前半部分は日本語には無い音ですよね。しかし、英語喉の状態で日本語のエを私が言ってみると、EI と言いやすいように感じています。エだけを言うと、口中で音を切る感じがします。英語にはエで終わる単語が無いのも、そのせいではないでしょうか?
同様にして、オで終わる単語も無いのではないですか?
「機関銃英語が聞き取れる」では、America, hair などの母音は、エではなくエイであるようにご説明されていますよね。それとも関係するのかなあ。
よろしければ、またカズ先生のご意見を頂戴したいです。
ところで先日の私の質問、昔から曖昧音とか言われていた(u_ i_)2音は、適当に差し支えのない範囲内で交換可能であると考えてよろしいでしょうか?
たとえば、reality, activity などのity の部分は、辞書には u_ の発音で記載されていますが、i_ を使うアメリカ人も多いように感じます。私は、u_ の方が言いやすく感じますが。
私の拙い意見ですが、u_ を従来の発音記号ではe を反転させた記号で示されている部分は i_ とも交換可能だが、Vの反転記号で表記されている部分(アクセントのあるシュワと言われていました)だけは、i_ の音に交換は不可能ということでしょうか?
この問題は、私の知人で英語喉に興味のある人達(英語の非専門家が多いです)もカズ先生のご回答を待っているそうですので、お手数ですが、いずれぜひともカズ先生のご意見を頂戴したいです。
以上、長話になって失礼しました。
アキさん
やっとジーナに確認しました。
reality, activity などのityは u_ だそうです。ただし、スピーチなどでわざと強調するときにi_とするかもしれないということです。ただし、日本に住んでいるアメリカ人は、日本人に対して、特殊な喋り方をします。それは分からないだろうという親心みたいなです。だから、i_ になるかもしれないということでした。
ただし、それは例えばアキさんに対してというより、日本ではそんなもんだとネイティブが思っているということです。だからアキさんがどんなに英語がうまくても日本にいるかぎり、ネイティブはそういう喋り方をしてくるかも、、、ということです。
ですから、完全にフリーに交換可能ということではなくて、上のような事情で交換可能ということでした。
お待たせしてすみませんでした。
>私の拙い意見ですが、u_ を従来の発音記号ではe を反転させた記号で示されている部分は i_ とも交換可能だが、Vの反転記号で表記されている部分(アクセントのあるシュワと言われていました)だけは、i_ の音に交換は不可能ということでしょうか?
これは正しいでしょうね。ただし、上に書いたような交換ルールが存在します。
カズ先生、こんばんは。
私は大学時代、スペイン語専攻(主専攻)だったのですが、
grande latte(スペイン語ではご承知の通りlecheですが)の発音、
これが英語だという感覚がないと、頭が勝手にスペイン語読みして
普通にグランデ ラテと発音してしまいそうです。
アメリカではhispanic人口が多くなってきていて、
スペイン語を第二外国語で専攻する人も多いと思いますが、
それでも外来語は英語式発音で発音するものなのですか?
英語ネイティブは、スペイン語でさえ、普通は英語発音しますが、これは日本人が外来語を日本語発音するのと同じだと思います。
しかし、これは、英語としてスペイン語の単語を使っているときで、スペイン語をそれなりに勉強したアメリカ人は、けっこう、うまい発音でスペイン語をしゃべります。