週末の英語喉SKYPEセミナー、あと二人募集です。

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さて、最近、自称インターナショナルスターとなった英語喉著者の私であるが、今日は、皆さんに、お知らせがある。それはこともあろうに、カリズママンの称号を返上しなければいけない事態へと、シチュエーションが深刻化したのである。

カリズママンたる私が、世界の田舎者、笑い者まで落ちてしまったのだ。

昨日、朝、サンフランシスコのKATSUさんにメールをしていて、「ところで今日はクライアントと会議なので、角刈りのカリズマ性がどこまで活きるのか楽しみです」というような内容のことを伝えた、、、。

とても楽しみな会議だ。これまで、もっぱら電話でしか会ったことのない人に会える日だった。特に、1年ぐらい一緒に働いてきたシューさん(仮名、男性)に会える日だった。

同じアジアの国から来たものとして私は彼の仕事を尊敬していたし、彼も、日本人である私を同じアジアの同胞としてどう見てくれるだろうか?と、私は心を躍らせてこの日を待ったのである。

小さな会議だから、会社のロビーですでに小さなグループができている。あ、いたいた、あれがシューさんだな。

シューさんは、私よりも10歳ぐらい上だろうか。アメリカの大学の先生だ。私は日ごろからアメリカの大学の教授職などに普通についている中国人がすごいと思ってきた。

彼は私にどう対応するだろうか?同じような角刈り的な髪型だ。まずは硬いグリップの握手か?

、、、と、彼の反応が全くない。会議室に行ってからから挨拶するのかな???こちらから挨拶するのかなと思っていると、係りの人が、それでは会議室に皆さんを案内します、、ということで、最初の挨拶のタイミングを逃してしまった。

いや、私が負けたのか?初対面だ。こちらから挨拶したほうが気合で負けなのか???

いや、昨晩から今朝にかけて、俺が寝ているあいだに日中関係が悪化したのではないか?日本の大学生が北京の大学の歓迎会で裸おどりをして、中国の憤慨を買い、それが中国全土で反日デモに発展したのじゃないか?

いや、領土問題か~~~。

でもそんなこと朝のCNNで言っていなかったし、広島の親父のメールにもそんなことは言及されていなかったが、、。

さて、小さな会議室に移り、メンバーの半分ぐらいは電話だけでこれまで1年ぐらい仕事をしてきたメンバーだ。

すると隣に座った私より若い黒人女性が、さっそく、「あなたはカズざんですね」と握手をしてきた。「ヒラリー(仮名)です。」

え~~~~!!!!

私はヒラリーさんは、印象のなかで白人の年配女性だと思っていたのだ。黒人の特有のアクセントがなかったからだ。なぜ年配かと思ったかというと、責任の高い仕事の人だから、ある程度の年齢の人だろうと思い込んでいた。

しかし、そういえば、同僚を見渡しても、黒人だからと言って、黒人のアクセントで全然喋っていないので、よく考えると普通である。

さらに私の業界だとそういえば若い人も責任のあるポジションについている人も多い。

さて、会議は始まるが、最初は自己紹介だ。名前と会社名を簡単に言ったあとで、その時に私は私の横の横に座っていたシューさんにこう言い放った。

「実はシューさんと私は今日が始めての対面なのです」と言うと、周りが、え~そうだったの???と、ニコヤカにざわついたのだが、その瞬間シューさんの顔に衝撃?驚き?の表情が浮かんだのだ~~~。

彼の顔にはえ~~~~~~~うっそ~~~~?

と言っていた。

しかし、その後、彼は、冷静さを取り戻し、「あ、会えて光栄です」とコメント。

会議は2時間で終わった。

う~ん、シューさんのあの驚愕の表情は何だったんだろう。

英語喉の実践者が、初めて、英語喉の本を本屋で見つけて、

え~~、喉だったの~~~

とびっくりするときの顔だろう。

本日、どうしても、なぜシューさんがあんな顔をしたのか、、、好奇心を押さえきれず、シューさんにメールを打つ。すると、彼のメールにはこんな答えが、、、

カズさん、私は、カズさんに会うまでてっきり、ヨーロッパのかたかと思っていたのです。名前とあとマイナーなアクセントでそう思ったんです。

は~~~。

俺の対面に座っていた新人のジョン(仮名)を、シューさんは「カズさん」だと思っていたということになる。白人男性は彼だけだったからだ。

俺は彼のことは、当然、中国人だと分かった。

それは名前で分かる。さらに中国人のアクセントがあるから分かるのだ。ただし、彼は喉発音をしているし、的確な英語を喋る。

まずマイナーなアクセントというのは、私は電話で緊張したときなどに発音が乱れることがあった。それをとって、シューさんはヨーロッパの人、、、どこの国だと思ったのかな、、、と勘違いしたのである。

これはまあ、よいことだろう。日本人の英語というのは独特だ。英語で日本人だということがばれなかったということは、まだ、インターナショナルスーパースターとか、カリズママンと自称することの障害にはならない。

ただ、名前であるが、私の名前が日本人の名前だと分からなかったのだ。

そういえば、そもそもKAZと呼んで貰っているし、ポーランドの人でカズという名前の人がいる。しかし、メールではフルネームを使っているではないか~~~。

私は、てっきり、中国人や韓国人、、、いや、世界の人々は日本人の名前はみたら分かると思い込んでいた。

そこで、同僚のギリシャ人のアドラ(仮名)に聞いてみると、私はあなたの名前を見ただけでは何人が分からない、、と言う。中国人のミン(仮名)も、私も分からないはと言う。

なるほど、子音+母音のツナガリがきつくてヒラガナ的に読めるからといって、日本人の名前だと瞬間的に分かってもらえると思うほうが間違いなのだった。

そういえば、OBAMAとかいう名前も平気であるけど、日本人の名前じゃないよね。

この時点で昨日までインターナショナルスターと自称していた英語喉著者は

世界の笑い者になったのであった。

日本人が中国人の名前を見たら分かるからと言って、中国人が日本人の名前をみても分かると思い込んでいたのである。

以上。

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4 thoughts on “英語喉著者、世界の笑い者、田舎者に 

  1. Yumi says:

    日本人の名前を東欧系と間違える人は結構いますね。
    あと、友人が前川さんと言うんだけど、Maekawaを、MacKawaと間違えて、
    スコットランド系と思われていたことがあります。
    私は、中国人の名前と韓国人の名前の区別がつきません。
    どちらも、ファーストネームは英語を使いますから。
    名字がKimなら韓国系かなと思いますが、Leeだとどちらもありうる。
    小浜さんは、きっと大統領の血縁か、とか思われそうですね(笑)

  2. 上川一秋 says:

    YUMIさん、結構、あることなのですね。考えたことがなかったので盲点でした。

    私は中国人と韓国人の名前の違いはよく分かります。NGとかついてたら中国人かな(例 WANG)。シラブルの最後がKだったりしたら韓国人だとか思います。

    普通、中国人に会ったら、私のファーストネーム(一秋)は漫画の一休さんに近いんですよというと、よく理解してもらえます。

  3. hyberbear says:

    三月に知り合いになったフィンランドの人も子音、母音(A)、子音、母音(U)でした。音韻体系が日本語と似ているみたいですね。それとフィンランド人の英語はとても聞き取りやすかったです。

  4. 上川一秋 says:

    HYBERBEARさん、

    フィンランド語はやはり喉発音と3ビートで、実際YOUTUBEでフィンランド語を聞いてみると、外人声で喋っています。

    YOUTUBEで色々あるので見てみてください!これはどうでしょうか?

    http://www.youtube.com/watch?v=S5vOrYA3TWs&feature=related

    ちなみに、私は音としては100%入ってくるように思います。

    つづりがたまたま、日本語みたいな書き方をするということじゃないかな?以前、あれ?日本の製品かな?と思ったらフィンランドのものでした。商品名がなんとなく日本語に読めたのです。

    たしかに、前にフィンランドが日本語と似ているというようなことがネットに書いてありましたが、やはり違うようです。

    前にフィンランドの同僚がいましたが、喉発音で普通にしゃべっていました。

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