去年(2019)の春から、VOICYでポッドキャストをしています。もっぱらゲストを招いて、インタビューや対談をしています。
どのようにして録音をしているかを紹介したいと思います。VOICYの録音の仕方を解説するために、以下を書いたものの、YOUTUBE動画をつくるときも、この設定のままでやっています。
揃えるものは、
コンピュータ(ZOOMを使います)
iPad (これにVOICYの録音用アプリを入れています)
コンピュータとマイクをつなぐインターフェースで、製品名はScarlett Solo。これも音に少しだけ関係してくると思います(少しと書きましたが、以前違うものを使っていて、少しだけ音声が違いました)。
マイクはコンデンサーマイクを使っています。10年以上使っていますが、びくともしません。壊れたら同じ製品を買いたいです。RODE ロード / NT1A コンデンサーマイクが名前です。言葉では言いにくいですが、なんとなく、中間ぐらいの音程が全面に出てくるような気がします。意味のないホワイトノイズは入らないのがすごいです(マイクによっては、サ~~~~という音がするものがあります。)。
(注 2020年ぐらいから、コンデンサーマイクをやめました。上で説明した、「中間音が強調」される点が、耳につくようになりました。今はダイナミックマイクです。Sennheiser 835です。)
もう一つ大切なのは、iPADにラインを入れる際にこのコネクターがいります。日本アマゾンにはありませんでした。下の写真の白いコネクターの部分がそれです。
さてZOOMというのはSKYPEの親戚のようなオンライン通話用のサービスです。対談相手に対して、トークの予約を入れる機能があるので、使い勝手が良いです。つまり、誰かと話をする約束をしたとしますと、ZOOMで予約をします。正確には、ZOOMで会議の予約をして、その知らせをGOOGLEカレンダーを通じて、相手に送れるようになっています。簡単です。
私は猛烈な勢いで、連日、インタビュー番組を作っていますが、ZOOMだと会議の予約をしやすいので、可能となっています。
さて、上で紹介したように、コンピュータとiPadをつないでくれるのが、Scarlett のソロ(ソロと呼びますね)というインターフェースです。なんと1)コンピュータとつなぐ+2)iPadにつなぐ+3)マイクをつなぐ、、で、完成です。
詳しく書きますと、
コンピュータとソロはソロ付属のケーブルでつなぎます(これで電源がはいるのと、音がつながります)。ソロと録音アプリの入っているiPADはソロのバックパネルのジャックを通じてつなげますが、その際に、上で紹介した白のコネクターがいります。iPADにライン録音する際に必要なコネクターです。プラス、ギター用のと同じケーブルがいります(TRSと呼ばれているでしょうか)。
マイクはソロのフロントパネルのジャックにつなげます。マイクとソロの間にはXLRのケーブルがいりますね。
以上で、私の声はマイクからソロに行き、そこから(バックパネルのジャックを通じて)iPADのVOICY録音用アプリに行きます。
相手の声は、コンピュータ上のZOOMから、ソロに行き、そこからiPADへと行きます。実は、これができるということを知りませんでした(理論的には、これが可能であることは気が付きにくいと思います)。たまたま、やってみたら、ちゃんと録音できていました。
さて、予約の時間が来たら、ZOOMで話しますが、相手の声の音量はコンピュータ上の音声を上下することで調整します。自分の声はソロのつまみで調整します。
さて、ソロですが、これはVOICY録音用のためだけでなく、YOUTUBEを見たりするときにも普通にインターフェースとして使えます。
その他、コンピュータに録音や録画をしたいときにも普通に使えます。実際、私はソロを使って、普通にYOUTUBEの収録をしています。つまり、VOICYに使えるだけではないのです。
もう一度、私のVOICYのチャンネルを。