英語が速くて聞き取りが難しいと思われるかたは普通です。
自分は余裕で英語は聞き取れて理解できますので、断言したいのですけど、
英語を速く話しているネイティブはいません。
速く話すような言語ではないからです。
自分には
ちんたらちんたら
ゆっくり話しているように全ての英語が聞こえます。
おそらく、速いから、聞き取れないというより、音自体を捉えられていないので、速いように聞こえるのではないでしょうか?
例えばですがShe is a studentですが、
SHIY-YIZ-ZAS-....
という感じです。たくさん音が入っていますね。
音がたくさん入っているから、水がどおおおおっと流れてくるイメージ。
激流。
だから速く感じるのかも。
実際は、シラブルごとに手を叩いてみると、、
She is a studentは
パン、パン、パン、パン、パン、、、
となりますが、スピードがゆっくりです。
逆に日本語で
「彼女は学生ですよ」をシラブルごとに手を叩くと
パパパパパパパパパパパ
という具合に超高速で手をたたくことになります。
英語を聞いて、ゆっくりだなと感じるためには、このシラブルのリズムを感じることが大切です。
だから、独り言でいいですから、話しながら、シラブルに合わせて手を叩いてみましょう。
それから、テレビなどを見る時に、シラブルのリズムに注目して聞いてください。リズムを聞く、、という言い方もできるかもしれませんね。
Good morning
だと、
パン、パン、パン
という感じのリズムを感じ取ります。ただし、矛盾するようですが、英語は流動的ですので、どちらかというと、
ダラ~、ダラ~、ダラ~
という感じでリズムをとるといいかもしれません。
それから、英語が速く感じる理由は情報の流れが速いということですね。
日本語で「犬」だと、2つのシラブルですから、意味をとるのに、2シラブル分待つことになります。
英語ではDOGで1シラブル。1シラブルは短い単位ですが、その瞬間に意味を吸い取らないといけません。
ただ、これは、高速道路を運転していて、
80(スピード制限)
を見た瞬間に、あ、80だと瞬時に理解するのに似ています。可能ではあります。
日本語だと、ある程度の長さがあって、意味が伝わりますので、情報の伝達がゆっくりと言えるかもしれませんね。
わたしはあなたをあいしています
と長い文章で意味をゆっくり伝えることになります。シラブルを発射するスピードは速いのにも関わらず。
英語ではシラブルを発射するスピードはゆっくりです。
I love you
を
ダラ~、ダラ~、ダラ~
と言いますが、Iだけで、「わたしは」という意味を瞬時に伝えます。LOVEだけで、「あいしています」という日本語では長たらしい概念を瞬時に伝えます。
広島弁で、【あなたは何をしていますか」が
おめ~、なん、しょ~ん?
となりますが、「なん」は1シラブルと短いのに、「なにを」という意味です。「しょ~ん」も1シラブルなんですけど、「していますか」という意味です。
広島弁はゆっくり話す言語なんですけど、情報の伝達が英語のように速いですね。
まわりに見える英語をゆっくり、シラブルのリズムで手をたたきながら、言ってみる、、、そんな練習をしているうちに、英語がゆっくりに聞こえてきます。
諦めずに絶対できるまでがんばってくださいね。
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