火曜日と日曜日は、2時間の剣道の稽古がある。ジョージワシントン大学の剣道部だ。
昨日、タレにつけるゼッケンで注文していただいていたものをゲットしたのだが、GWUと書いてある。GWUの学生じゃないけど、GWU所属みたいだ。
世界銀行があったり、ホワイトハウスが近かったりするGWUの本拠地フォギーボトムではなくて、ジョージタウンの奥のほうにある体育用の施設で稽古がある。
剣道と英語喉の間には強烈な類似点がある。
ひとつは、剣道での打ち込みにライフサイクルがあるということ。面だろうが、コテだろうが、胴だろうが、
始まり、中間点、後半がある。
そして、この3つがスムーズにつながったのが剣道の基本の打ち込みのようだ。
これが基本練習のときにできていなければ、応用練習においても、正しい打ち込みができない。応用練習でもできなければ、いわゆる地稽古(試合にもっとも似たスパーリング)でもできない。
基本の打ち込みができないと、相手から見て、いつ打ち込んでくるのかがバレバレになる。
例えば始まりと中間点の間で、ふりかぶってしまっていては、今から打ちますよと相手に言っているようなものだ。
逆に、相手が基本ができていると、恐怖だ。まるで新幹線が突然体当たりしてくるかのような感じだ。
英語喉においても、本の最初のほうの基本の喉発音ができなければ、その後の個々の音も出ない。喉をリラックスさせ、喉を開けたままで、、、というのができていなければ、どうしても舌がもりあがり、喉の出口をブロックするので、喉の音がうまく出ない。
ただし、英語の音が喉音だということに気づき、3ビートをやると、聞き取りが向上するだろう。
昨日は、基本練習のときに「ゆっくり打ってください」という貴重なアドバイスをもらったのだが、それが分かっていても、あせって、速くなる。
これは、英語喉の実践者のかたで、「喉でゆっくりやってくださいね」と1時間半、お教えしても、直後の会話練習で、あせって、速く喋ってしまうことにそっくりだ。
あせらない、、、、このことを克服するのが自分との戦いなのかもしれない。
しかし、応用練習で、デバナこて、、というのがあるのだが、わざと面を打ってあげて、相手にコテを練習させるというのがあり
そういうときは、気持ちに余裕があり、すんなり、面が打てたりする。
ところが、自分が打ち込まないといけない練習になると、焦りが出てきて、体が前に出ない(いや、これは、あせりの問題じゃなくて、相手との距離の問題なのかもしれない。この練習の場合は、届く届かないということをあまり難しく考えずに打ち込むものだから、フォーム自体は自然になるのかも)
腰からしっかり出るというのが大切なのに、「届かない」という不安感?からか、腕に力がはいり、手だけで打撃しているような感じになり、また補助的や役割しか持たないはずの右腕が活躍しすぎてしまう。
本当は左腕が中心的な役割をしないといけない。
しかし、このことは、腰から打ち込む感じでやると、全て連動的に直ってしまうことは、直感的に分かる。そして、腰から打ち込むためには、二つの要素があるようだ。
ひとつは、距離。もうひとつは、打ち込むのに大切な足さばき、そして左足のようだ。
届かないというのは距離が遠いからだろう。足の踏み込み力がなかっても、距離(とスピード)が克服できないだろう。
このことは、私は、剣道の先輩がたとの会話、そして、彼等のやっている姿を見ることで学び取ろうとしているのだが、正直なところ、見るだけでは、無理で、素直に質問をする、、、ということが非常に大切ではないかと思う。
説明を受けたあとで、よ~く見てみると、たしかに、先輩がたのフォームには共通点があり、自力では見えなかった点が見えてくる。
例えば、打ち込む直前に、私は間違ったことをしていたことに昨日は気づいた。
打ち込むと言う動作には、ライフサイクルがある。
始まり~中間~後半だ。
始まりの最初のところで、振りかぶるのが正しいのだが、間違って、始まりから中間の間で振りかぶってしまっていた。この間違いに気づいた後で、複数の先輩のフォームを見ると、やはり、皆、正しくなっている。そして、それが正しいからこそ、試合形式の練習においても、同じく正しい振込みになっている。
正しいからこそ、新幹線が体当たりしてくるような錯覚に陥る。いつ、踏み込まれるのかが、予測しにくい。
しかし、この振りかぶりのままの初心者が相手だと、いつ打ち込んでくるのかが、ばればれなのだ。
さて、上で述べたが、素直に質問をする、、、という点。これは、アメリカでの剣道の稽古では、どなられない、、、という利点があり、練習がリラックスした雰囲気があるということがある。
それはなぜかというと、アメリカ人の初心者は、姿勢からして、日本文化を理解しないな、、、という気がする、、、どなったらいけないな、通じないなという感じがむんむんだ。
それは、究極的には日本人が特殊なのだと思う。アメリカ人の初心者には、日本人にある固さがない。だから、どなりつけるような雰囲気が生まれない。
英語喉なしの世界では、日本人とアメリカ人の文化の距離は果てしない。通じ合えないという感じだ。だから、日本の稽古にあるような、どなりさえ使えない雰囲気だ。
どなったら、嫌われてしまう、、、ということが先にたつだろう。日本の教育言説だと、「お前のことを思ってしかっているのだ」となる。
初心者が、道着の下にTシャツを着ている。
日本人の感覚では信じられない。
しかし、その基本感覚が違いすぎて、注意する気も起こらないのである。
ジーナに言ったら、「白人は汗をかくので、汗をすわすのに、Tシャツを着るのだと思う」との非常に的確なる答えが出た。
しかし、道着の胸のVのところから色のTシャツが見えているのは、剣道の伝統からみてまずいと思うので、Vネックのシャツがよいのかもしれない。
と、いいつつ、私自身、広島の剣道では学ばなかった作法などがあり、とまどっている。稽古のあとに、個人的に、人の前に行って、正座のまま礼をし、感謝するのだが、これは、まだ戸惑ってしまうのでした。
剣道にも、ハイカルチャーの剣道(首都圏?大学剣道?)と、田舎で適当に育った剣道があるのかな?私が中学高校と経験したのは後者。
ところで、英語喉実践者で苦労しておられる人は、私のSKYPEセミナーを受けて基本を正すと良いと思う今日この頃でした。
こんにちは。
ネットで英語関連の動画を漁っていたところ、かつて自分が聴いた中でも
トップクラスに「聴き取りづらい」英語に遭遇しました。
物理学者のウィッテンという方の英語なのですが(↓動画)
http://www.nicozon.net/watch/sm4465140
1,2回聴いただけでは何を言っているのかほとんどわからないレベルなので、少々凹んでいます(苦笑)
インタビュアーの男性の英語は普通に聴き取れるのに…
KAZさんはどのくらい聴き取れます?(お暇があったらで良いのですが)
「自分が聴いた中で」といっても、ほとんどが英語教材や動画を通してなので、
実際話されている英語の中でどのくらい聴き取りづらい部類に入るのか分からんですが…
さっそく聞いてみましたが、100%クリアに聞けました。そういわれれば、ちょっと静かな感じがするなあとは思いましたが、明快な英語だと感じました。
ただし、な~んとなく気持ちが分かるようなきがします。静かな感じがする、、、ってとこが決めて???
ざくっ、ざくっ、とシラブルを刻むリズムが聞こえにくいとか????
これは研究の価値がありますね。
他の皆さんはどうかな?
やさしい話し方ですね。聞こえますが物理にまったく造詣がないので内容が頭にのこりませんでした。(笑)英語は聞こえているのだけれど、内容になじみがないので聴こえない、と思ってしまう可能性もあるかと思います。(わたしだけかも…) リズムとピッチの強弱が大きい教材やニュース英語に慣れていると、このせせらぎのように穏やかな話し方がどこで切れているのか分かりづらく感じると思います。
私も聴いてみました。インタビュアーの方もウィッテン氏も、どちらも100%クリアに聞けました。また、特に分かり易く説明する意図で楽器を例えに、弦や倍音などの言葉を用いて説明されているところが興味深いと感じました。
もし聴き難いとしたらそれは、インタビュアーの方よりはほんの少し囁き系ゆえに息の音が邪魔をしてるのかもと思いました。そのいわゆる「表面の音」を無視して「核の音」、まず母音をしっかりチャッチしようと努めれば、必ず、子音も含めて全体が聞こえると思います。私が8ヶ月前に、俄然聴き取れるようになった瞬間はボンボンというシラブルを感じるためにシラブルの中心の「母音」にフォーカスし、母音を追いかけて聴いているときに、ある瞬間からビタ~~~ッとチューニングが合うように聞こえるようになりましたから。その当時は音は分かっても語彙不足で意味的にはまだまだ掴めないことが多かったですが、最近は日常スラングも含めて語彙力が多少ついてきているので、意味の理解も以前より格段に出来ています。専門用語的なものを除けばほとんど話の流れが理解できるようになりました。
studyboxさんは、画像を観ずに音だけでも挑戦されましたでしょうか?私が初期に、Youtubeなどを聴き取りの練習に使っているときに、画像を観ながらよりも音だけ聴いてるほうが聴き取れたことも経験として書いておきます。おそらく画像を観ながらの方が情報量が多い分、音だけにフォーカスしにくいのでは?と。音に集中して、囁き系の息を無視して、母音の音色を捉まえて、それが捉まえれたらボンボンのリズムが際立ち、きっとどこかの瞬間で全体が聞こえるはず、と確信を持っています。
Kazさんがよく指導で使われている方法=自分で日本語と英語とを交互に喋りつつ、シラブル毎に手を打つ練習、あれはされてますでしょうか?あれはとても効果的だと思います。
studyboxさん、誰でも喉とスリービートを根本にすれば必ず「ある瞬間から全てが」聴き取れると確信しています。頑張ってくださいね。
皆さんありがとうございます。100%聞こえるとはやはり流石ですね。。
>>ざくっ、ざくっ、とシラブルを刻むリズムが聞こえにくいとか????
気を抜いた時に顕著なのですが、日本語に近いリズムに聞こえます。これってまさに機関銃英語…(笑)
>>リズムとピッチの強弱が大きい教材やニュース英語に慣れていると、このせせらぎのように穏やかな話し方がどこで切れているのか分かりづらく感じると思います。
確かに切れ目がよくわからないので、ちょっと気を抜くと「ダダダダダ」と喋っているように聞こえてしまいます。
>>もし聴き難いとしたらそれは、インタビュアーの方よりはほんの少し囁き系ゆえに息の音が邪魔をしてるのかもと思いました。
ウィッテン氏の英語は確かに「シュッ」っという息の音がより目立っているように感じますね。
実際その音量はインタビュアーの方と大差ないのかもしれませんが。。
>>画像を観ずに音だけでも挑戦されましたでしょうか?
動画を流しつつ、タブブラウザで別のサイトを見ていたときに、ふと耳を傾けると、確かに3~4割くらい聴き取れる割合が上がった気がします。
ただ、聞き取れた文があってもその「意味」がすぐに入ってこないときがあるので、教材の英語よりもネイティブ同士の会話を聞く練習などを積む必要があると感じました。
喋りながらシラブル毎に手を打つ練習もやってみたいと思います。まぁあんなに速くは喋れないのですが(苦笑)
このウィッテン氏の英語は、(動画中の他のコメントを見る限り)聴き取りにくいと感じる方が多いようなので、
「シラブルをしっかり捉えられるかどうか」の試金石と言えるかもしれませんね。(私は無残にも落第ですが。。苦笑)
コメントありがとうございました。精進したいと思います。
僕も聞きました普通のアクセントのきれいな英語だと思いました。でも内容はよくわからんです。最近僕が聞いててこいつの英語わかりづらいな~と思ったのは、今アメリカでやってるドラマThe walking Dead のボウガン持ってるやつの兄貴の英語がよくわからなくてムズい~と思いました。
ちょっとディクテーションしてみました。でも清聴してみると何か所がよく書き起こせないところがありました。まだまだですね。上級者のみなさま宜しければアシストお願いします。
I: Just what' string theory? What's are they strings?
W: ah...string theory is an attempt so make sense about all the phenomenon we see in a nature in terms of one unified field there. So 20th century physics basically understood reality, or the much of ..... reality in terms of the few big series unites the core mechanics described the atoms and ....... with general activity which describes stars planet gallaxies. And of course we have to know.....
私はMasaさんとは逆で子音や息の音にフォーカスしたら一気に聴き取りやすくなった記憶があります。フォーカスするところを変えてチューニングをずらすと聴き取りやすくなるかもしれないので、もしよかったら試してみてください。わたしもまだまだです。いっしょにがんばりましょうね☆