さて、(2023年の)3月8日に、神戸から入国しました。ダイアモンドプリンセス号でした。

(本エッセイの最後に、新年度セールのご案内があります。ここからも行けます。)

帰国は本帰国になります。ソーシャルメディアなどで、私がフォローしておられる方々が、たまたま今の時期に一時帰国をされていますが、私とジーナの場合は住むために日本に帰って来たのです。

(例えば、英語学校ブライチャーの松井博氏や、ギターのTOMO FUJITA先生も帰国されていましたね。後で分かったのですが、松井さんは同じ新幹線に乗っておられたそうです。)

神戸から入ったものの、船自体は、その後、三重県の鳥羽、そして、最終地の横浜へと向かいました。

船旅の途中までは、神戸で降りて、そこから新幹線で広島に帰ろうと考えていました。カリフォルニアのサンディエゴを出発し、ハワイ、グアムと来て、グアムと日本の間ぐらいで、神戸で降りようとしていることを船に連絡しました(理由は最終目的地の広島に神戸が遠くないから)。

ところが、そもそも、クルーズボートの今回の旅は、横浜で降りるために作られているのです。それを途中で降りるには無理がありました。

例えば、神戸で完全に降りるためには、重い荷物を持って、降りることになります。永住帰国のために、乗ったので、他の客と比べると、異常なほど荷物が多かったのです。

神戸では、周りのお客さんは、軽い荷物だけで、降ります。大阪や京都などへのツアーの後、その日のうちに、船に帰ってくるからです。

その中で自分たちだけ、重たい荷物を持って、列に並ぶのは無理だったのです。

これが最後の港の横浜であれば、前の晩に、荷物を部屋の外に置いておくと、スタッフが船の外に運んでくれるという仕組みになっていました)。

それから、ジーナのほうが、配偶者ビザで入国したのですが、神戸で降りて、そこからまた、船に乗ると、国外に出る感じになるのかな?入国したばかりで、出た感じになると不具合があるのかな?と思ったので、神戸で降りようと思っていました。

神戸に近づいたときに、お客さんの全員が、入国関連の相談会に参加するよう求められました。私達の担当は、広島市出身のスタッフのかたでした。

広島に住むんですね〜と喜んでくださいました。

神戸で入ると、港では、ジーナに必要な在留カードが、その場で発行されません。空港から入るのであれば、そこでもらえると思います(思っていました、、、実際は分かりません)。

その在留カードなしに、船に乗り続けて、横浜まで言ってもいいだろうか?と相談すると、

神戸で降りても、横浜で降りても、在留カードを待つのは、広島に着いてからだから、降りるタイミング(神戸で降りるか、横浜で降りるか)は、在留カードの受け取りに無関係です

と的確なアドバイスをもらいました。

実際は、在留カードは、地元の役場で住民表を入れたら、送られてきました(ということは、飛行機で空港から入国しても同じだったのかも?)。

さらに、船側の対応が素晴らしく、神戸に降りる前日に、電話をいただき、色々な質問に答えてもらいました。

そして、神戸の税関さんに問い合わせてくれたようです(問い合わせてみますとおっしゃったので、神戸の税関に打診していただいたのだと理解しました)。

結果として、神戸に降り立ったときに、すでに神戸港のスタッフのかたがたが、私とジーナの存在を知っていて、ジーナが、配偶者ビザで来ることを、知っていてくれたのです。

というわけで、神戸で、問題なく、降りることができ、税関もクリアし、神戸でツアーに参加することができました。

その時は六甲山と酒の博物館に行きました。ガイドさんの義理のお父様が、私の地元の近くの忠海だということで、仲良くなりました。

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