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クルーズ船の旅では、着いた港でツアーに参加します(有料です)。

ダイアモンドプリンセス号だと、停泊地は(この日本語でいいのですかね)、ハワイ、グアム、そして、神戸、鳥羽、横浜でした。正確にはハワイは、オアフ、マウイ、そしてカワイ。マウイに行く日にたまたま、波の様子、天候が良くなったので、中止になりました。次は、グアム、サイパンでしたが、サイパンも同じ理由で中止になりました。

ツアーですが、例えばハワイのオアフでは、私とジーナは、3時間程度のツアーに参加。

オアフ等の東部の海岸で、写真を取る程度の時間でとまりまして、その後は、また別の場所で、かなり高い山の上へ行き、また風景を見ました。

ツアー代金は、短いものだと5千円ぐらい。一日中のツアーだと2万円ぐらいのものもありました。

イルカと遊ぶツアーとか、海でスノーケリングをして、亀を見るツアーとか。

ちなみにクルーズ船は、広告などには、若いモデルさんが使われていますが、実際は、高齢者のかたが多いです。人生の最後の時間において、これまで、行きたくても行けなかったところに行くという感じだと思います。

高齢者が多いので、長いツアーだけでなくて、あまり歩かなくても良いツアーが用意されています(思い出しましたが、鳥羽では、伊勢神宮がありますが、歩く距離が多いので、脱落してしまった高齢者のかたもいました)。

コロナの関係で、多くのツアーガイドさんが、2年ぐらいは、ツーリズムを諦めて、違う仕事をしていたようです。ですから、今回、ガイドが久しぶりだとおっしゃっている人が多かったです。

神戸では、日本ですから、日本人のガイドさんでした。神戸では、お酒の博物館を見た後、六甲山に行きました。これは4時間程度のツアーだったと思います。

そのガイドさんも、久しぶりに英語でガイドをされたということでしたが、関西人のユーモアなのか、そのこと自体もネタにされていて

本当に久しぶりなんです、、、と、英語で、謙遜されて、なかなか頭が回らなくて、、と仰る時に、

My computer doesn’t work

と、おっしゃって、外国人観光客がどっと笑いました。

私自身も、声を出して笑ってしまいました。

そのガイドさんの名前は、広島にありがちな名前だったので、気になっていたのですが、ジーナがそのかたに、今から広島に行くのだと言うと、興味を持っていただき、話しているうちに、そのかたの義理のお父さんと、私のお父さんが行った高校が広島の地元付近の高校であることが分かりました。

そのかたのガイドは、とても、楽しかったんです。でも久しぶりなので、100%でできなかったとおっしゃったのですが、後で、交換したメールで私は

そのままで、ぜひ外国人を楽しませてください

とお願いしました。

本当に外国人のかたが、そのかたの言うことだけでなく、キャラを楽しんでいたからです。

さて、

色々な港に行ったわけですが、地元の業者さんが、クルーズ会社と契約を結んでいます。

少し、微妙なことがあります。クルーズ船から降りると、地元の業者さん達が客引きというか、宣伝合戦をされているわけです。

でも、私たちは、すでにクルーズの中で(あるいは乗る前に)、クルーズ船会社が契約しているツアー会社のツアーを買っているんです。

だから、せっかく、地元の人たちが、宣伝しても、すでに、チケットを買っているのです。

さて、クルーズ船の中で、もうチケットを買っているという点ですが、皆が言っているのは(ジーナの親も言っていました)、クルーズ船が契約しているツアーに乗ると、万が一、ツアーが、帰ってくる時間が遅れた場合に、船が待ってくれるということなんです。

たまたま、降りていたところで宣伝をしていた業者の頼むと、これが保証されないということらしいのです。

ま、これもクルーズ会社の強みでしょうか。

例えば、神戸港にダイアモンドプリンセスは寄りましたが、最初は大阪港による予定だったんです。ところが、なぜか、出発寸前に発表されたのですが、神戸に変更になりました。すると、京都ツアーとかが距離的に遠くなります。

渋滞などで、船が出る時間に遅れたらどうしよう?と思うわけです。だから、ほとんどの人が、クルーズ船が契約して、宣伝しているツアーを買います。

さて最後に、参加したツアーで良かったものは、

グアテマラのツアーです。

これは、ダイアモンドプリンセスじゃなくて、その前に乗ったNorwegian Joyという船で行きました。

アメリカに30年住みましたが、グアテマラ出身の人にたくさん、たくさん、会いました。米国で、多くの人が最初は不法移民かもしれませんが、経済をささえている中央アメリカの人達、、、多くの人がグアテマラから来ています。

ジョークですが、グアテマラのマラですが、スペイン語でマラは悪いという意味です。

アメリカで良い暮らしをできるように、グアテマラを出たが、着いたところはグアテペオールだった、、、というジョーク。何回も聞きました。

ペオールは英語だとworseという意味です(悪いの比較級で、より悪いということ)。

グアテマラ(悪い)を出て、アメリカンドリームを追求しようとしたら、その新天地は、グアテペオール(もっと悪かった)という言い方で、ジョークなのです。

そのグアテマラに行くと、富士山に似た活火山がありました。美しい自然があり、ユニークな文化があり、親切な人がたくさんいるように感じました。

これまでお世話になったグアテマラの人たちの祖国に行くことができて、とても、うれしかったのです。

日本に帰ってきてしまいましたが、今度、もし、グアテマラの人にあったら、

行ったことがあります

と言うことができます。

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