英語喉オンラインコースのセール、明日終了します。ぜひ、こちらをご覧ください。以下のエッセイの最後にもご案内します。
12月にヨーロッパ方面へ船で行き、1月からは3月まで船に乗っていました。
事前に酔い止め薬をもらうのに、数えたら65日間ぐらい船に乗っていたことになります。お医者さんに65日分お願いしますと言ったら、酔い止め用のパッチは一つで3日間有効なので、22パッチほどもらいました。
実際のところは波が穏やかであれば、酔いませんでした。波が荒くなると、怪しくなりましたが、特に、油断をして本を読んでしまったら、気分が悪くなりました。2回、酔いました。
噂では、船酔いは、一度なってしまうと、回復しにくいので、酔う前に薬を飲んだり、パッチをつけたりしないといけないと言われましたが、実際は、酔ってしまってからでも大丈夫のようでした。
さて、65日間乗っていたわけですが、最初にヨーロッパに行ったときに、すぐに気が付いたのは、スタッフのかたがたがフィリピンの方が多いということです。これはタガログ語を勉強するチャンスだと思ったので、スタッフのかたがたに質問しながら、食事の時に使えるような表現を覚えました。
65日間、タガログ語を勉強して気が付いた点を書きたいと思います。
1.意味は全然違うのですが、日本語にある言葉に似ている単語がたくさんあり、語呂合わせで覚えやすい。ただ、語呂合わせで覚えるのが、良いのか、悪いのかは分かりません。
たとえば
元気ですか?コモスタカ?と聞くと、マブチーとかマブテーと返事が来ます。
マブチーは、私が小学生の時、プラモデルが趣味だったのですが、マブチモーターというのがあり、それに似ていると覚えました。馬淵という名前の人が昔、いたなようなきがする、、と思いながら覚えました。
魚はイスダなんですけど、魚の名前で石鯛(いしだい)に似ているなと覚えました。
食事が終わったときに、終わりました(皿をさげてもらっていいです)という時に、
タポスナー
というんですが、タポは覚えないといけませんが、スナのところは「砂」と覚えました。
2.英語とスペイン語が含まれているようだった。
スペイン語は確実にたくさん、含まれているようでした。時計とか、テーブルとか、そういう基本の単語がスペイン語でした。こしょうとか、元気ですか?とか。スペイン語が使われていました。
英語は、タガログの語彙の中に入り込んでいるという言い方もできますが、そもそも英語とタガログ語を同時に使っておられるように思いました。すみませんはどういうの?と聞くと、エクスキューズミーだと言われました。
3.フィリピンの人がタガログ語を話すとは限らない
フィリピンには、色々な言語があるそうで、フィリピン人だからといって、タガログ語を話すとは限らないということが分かりました。名札にフィリピンと書いてあるので、タガログ語の話をして、質問すると、ちょっと待って、と言って、タガログ語が分かるフィリピン人に確認してくれたフィリピンのかたがいました。
船で働いているアジア系の人でフィリピン人っぽいと思った人が、マレーシアやタイの人だったこともあり、しばらくすると、見た目だけでタガログ語が話せると思ってはいけないと感じました。当たり前ですが。
2.英語やスペイン語に比べて、タガログ語は、耳だけでは、理解しにくいと感じました。
スペイン語の時は、聞くことで活用を理解することができると思います。例えば、食べるは、主語が私だとCOMOです。主語があなただとCOMESです。聞いていれば分かる理由は、単語が短いので、聞いて、あ、こういう感じなのだなと分かるのです。
私は寿司が好きです、はスペイン語でどういうのですか?と質問すると、短い表現がお手本として返ってくるので、理解しやすい、分かりやすいと感じました。
英語と同じで主語がまず来るということが、感覚的に分かります。
ところが、タガログ語で、私は寿司が好きです、は何ですか?と聞くと、とても長い文章が返ってきます。耳だけでは無理で、紙に書かないといけません。表現が長いので、分析が難しいです。
分析というのは、スペイン語だと、主語によって、動詞の活用がどう変わるのだろうと考えることを指します。
タガログ語では、その点がさっぱり分かりませんでした。
日本語に似ているような気がしました。表現が長いのです。
そして、なんとなく語順が日本語と同じで、適当のような気がしました。
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