大学時代に、関西(京都)では、手のことを「てえ」といい、目のことを「めえ」ということには気付いていたのだが、昨日、はっと思った。これは違う、、、と。 「てえ」とは「手が」という意味である。「めえ」とは「目が」という意味だ。「え」は格助詞なわけだ。 目え、いたいん?とかいうし。 英語喉オンラインコースへ飛ぶ(ニュースレター登録をお願いします) Follow me! @eigonodo
お久しぶりです。
おもしろい論ですね。
「手え見せてみい」の「え」も格助詞でしょうか?
だとしたら「え」はどんな機能を持った格助詞なのでしょうか?
さらに。
「目え痛いん?」とは言うのに「おなかえ痛いん?」「頭え痛いん?」などと言わないのはなぜでしょう?
「目え」の後にさらに「が」を加えて「目えが痛いん?」とも言えるのはなぜでしょう?
「え」を「が」に相当する格助詞と考えると、これだけの矛盾がボロボロ出てきます。
ナンセンスです。
目にしても手にしてもEで終わる単語です。その時に起こる現象ではないでしょうか。
広島でもUで終わる単語で同じようなことが起こります。
「きゅうりを」が「きゅうりゅー」になります。
めんとこ、なんかついとるで、、、というときは、めえんとこ、、と言わないと思うので、単なる1単語としての目は「え」がつきません。
屁はどうでしょうね。Eで終わる単語です。
へえ、こいた? へ、こいた?
おまえのへえ、くさいんじゃ? おまえのへ、くさいんじゃ。
>目にしても手にしてもEで終わる単語です。その時に起こる現象ではないでしょうか。
「現象」…?
「Eで終わる名詞の後で、共通語の『が』に当たる(主格の)格助詞が『え』になる」という(Kazさんが主張する)事実を「現象」と呼んでおられるのでしょうか?
そうなると、私が出した「手え見せてみい」という例、Kazさんが出した「へえ、こいた?」という例では
いずれも「え」が共通語の『を』に当たる(対格の)格助詞になっているということになりますが・・・
Eで終わる単語に限って、主格と対格の区別なく同じ格助詞がつくんですか?
さらに「血い出とる」のようにIで終わる単語の後では今度は格助詞が「い」に変わるんですか?
Eで終わっていても「声」、「店」、「彼」、「畑」のように2拍以上の名詞(より正確には体言)の場合には「声え」、「店え」、「彼え」、「畑え」にはなりませんよね。
ですから、これは一般に言われているように「京都方言では1拍語は原則として長音で発音される」と言ってしまえば良いのです。
そして「手え痛いん?」では格助詞の「が」が、「手え見せてみい」では格助詞の「を」が、省略されているのです。
>めんとこ、なんかついとるで、、、というときは、めえんとこ、、と言わないと思うので、単なる1単語としての目は「え」がつきません。
言います。「めえんとこ」と言います。
それから「めんとこ、なんかついとるで」は「単なる1単語としての目」の例ではありません。
そして「目」を単独で発音した場合には、それこそ「目え」と長く発音されるほうが普通です。
>広島でもUで終わる単語で同じようなことが起こります。
>
>「きゅうりを」が「きゅうりゅー」になります。
どこにもUで終わる単語が出てきていないのですが・・・
「同じようなこと」? Kazさんの主張する「『手え』は『手が』という意味である」とこれと、どこが同じなのですか?
目え*が*痛いん?とは言いませんよね。つーことは「え」が「が」の機能を持っているということだと思います。
きゅうりゅう=きゅうりが、、、ですが(Iで終わる単語でした)、「きゅうりゅうが」とはいいません。
>目え*が*痛いん?とは言いませんよね。
言います。
>きゅうりゅう=きゅうりが、、、ですが
「きゅうりゅう=きゅうりを」でしょ?
だから「きゅうりゅうが」なんて言うわけがありません。
相矛盾する2つの格助詞が並ぶことになってしまいますから。
「きゅうりゅうを」といいません(を、、の間違いでした)。
めえがいたいん?って自然の会話でいうのかなあ。いうかな、いわないかな、、、と意識した日本語じゃなくて、(隠し録音でとったような)自然の会話で「めえがいたいん」って本当に言うでしょうか?
血い出た、、、もよい例ですね。ちいがでた、、、っていうんでしょうか。
とりあえず、こちら↓をどうぞ。
http://jp.youtube.com/watch?v=ZIs1r1VBbBQ
「これは自然な会話じゃない」と言われてしまえばそれまでですが。
コメントが消されたようなので、もう一度きちんと書きます。
>血い出た、、、もよい例ですね。ちいがでた、、、っていうんでしょうか。
というのと、
>「てえ」とは「手が」という意味である。「めえ」とは「目が」という意味だ。「え」は格助詞なわけだ。
と比べれば、「い」は格助詞という推論は間違っているのでしょうか。