TOEIC900点を超えているかたのスピーチを先週聞いて以来、止むに止まれぬ気持ちである。

http://blog.with2.net/link.php?709532:1932

石渡誠先生の生徒さんである。

私はこのスピーチを聞いて、愕然としたのは、中学3年、高校3年、大学?そしてTOEIC900点で、自分の病気の症状の英語による説明に苦労するということがありえるのか?

と感じるからだ。

そして、冗談も入っているけど、

こういうときは、こういう、、、、

とまとめられている、、、がこれが日本人の英語の急所だと思う。

日本人以外のノンネイティブの外人は、こんなときはこういう式で英語を習得していない。

日本人は、永久に、この日本語のときは、この表現というかたちで、日本語にあわせて表現を覚えていく。しかし、覚えるものは、実際には、場面がめぐってこないので忘れる。

日本人は、英語に「使いやすい表現」があると信じ込んでいる。

しかし、そういう表現は、ただ日本語で考えた時に日本人が言いたくなる表現である。

まずは日本語を忘れてしまい、英語だけで考えるというか、文を構築している練習、、、、これが、日本人以外のノンネイティブがしていることである。

私自身、スペイン語はそれでやってきた。

1987年に1月から3月ぐらいまで、メキシコシティーにて、ホームステイをしたが、スペイン語を勉強したことがなかった。当然、食中毒の洗礼をすぐに受けたが、ホームステイのパードレは医者だった。

自分の症状を伝えるのにそれほど苦労とは思えない。スペイン語を勉強し始めて、1ヶ月とかの時だと思う。

私の言語学習法は、これっって何ていうの~?じゃ、これは~?と聞きながら、その言語のパターンを抽出して、実際に、言ってみる。「じゃ、こう言える~?」と言う感じで、自分自身のなかで、その言語を、日本語の介入なしに覚えてしまうことである。

必ずしも、聞かなくてもわかることもある。例えばIFってスペイン語ってなんていうの~?と聞いて、SIとわかれば、そのSIは、英語の場合と全く同じように使える、、、という勘がある。BECAUSEなどでもそうだし、WHENでもそうだ。

思うのだが、直君なら、すっと英語を喋ってしまうだろう。

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