とりあえずはどうする? 例えば喉の存在を今日知ったが明日、海外に出かける場合
DCのかたからご連絡をいただいた。ワークショップに興味があると(Aさんとしよう)。さらに、メーリングリストのかたからも質問をいただいた。忙しく個々の音をカバーしきれていないのだがどうしたらよいか(Bさんとしよう)。
お二人に有効であると思われるのでちょっと書いてみる。前者のかたは、まだ喉を入手されていない。後者のかたは、忙しく個々の音を勉強できていない(3ビートはOK)。あるいは例えば明日に海外に旅行にいくが、喉の存在を今日知った、、、と。
その場合、さすがに50レッスンを今からやるのには遅い。そういう人にも有益だと思われることを書く。とりあえずどうするか、、、という問題だ。以下のことを実践してほしい。
1.外人声ギブスの動画を見て実践(これはNIPONDREAMにリンクがある、、このブログの動画のカテゴリーからもいけるかな?)。てっとりばやく、喉発音をマスター。これだな。 http://nippondream.com/estatus/wordpress/?p=219
2.首の根元あたりで喋るようにする。ただし、首の前のほうだけだと思わないように(そうやると低い声しか出せないし、ぎこちなくなる)。首の底、断面図的に考えた全体と考えてほしい。 とりあえずはアクビエリアとかゲップエリアってのは考えずに、首の底で喋るようにしてほしい。これは必ずしも声を低くしろといっているわけではないので注意。ただし、自然にそうなるのはよい。
Aさんの場合は、とりあえず、上を実践しながら、喉の本を入手してもらい、1月に行われると思う喉セミナー週末突貫工事的編にぜひいらしてもらいたい。Bさんの場合は、ゲップエリアでしばらくしのいでほしい。そして時間があるときに、個々の音をマスターする、、、と。
3ビートはどうだろう。うーん、これはやっぱり本を入手してもらったら手っ取り早い。メーリングリストから連絡をいただいたかたは、3ビートは読んでおられるので、これは心配はいらんだろう。(最近はアメリカの紀伊国屋にも喉が置いてあるようだ。)
上の1,2を簡単に書いたが、これはものすごいことだ。日本国民全員が一挙に深く、声優さんのような声を比較的短時間で手にいれるわけだ。 これまで日本人は外国人の声を出す方法をしらなかった。だから、ボイストレーニング的に訓練することで声を良くしようとしたのだと思うが、声をつぶす、、、という感じになり、たしかにガラガラ声だけど、外人声ではない境地にいたってしまっていたのではないだろうか。
この上の200字にも満たない知識が、職業地図をも変えてしまう可能性もある。声優さんとか、アナウンサーさんとか、これまで生まれながらたまたま声がよい人が、そういう仕事についていたのだと思うが、この二つの項目を読み、ちょっとがんばり、そして喉の50レッスンをがんばってもらうならば、国民が声優声を手に入れるわけだ。
そういえば、アメリカでは俳優さんが声優をしているアニメ映画がたくさんある。あれってどういう意味だろう。日本だと声優さんは声優さんで、俳優さんとは違うカテゴリーに属しているような気がするが、アメリカではすみわけが厳密ではないということかな。声が良い?のが普通だからかな。
喉発音はいわゆるボイストレーニングではない点に注意。似ているかもしれないが、喉発音はあくまでも発想の転換が大切だ。だからトレーニングという感じではない。まあトレーニングといえば、トレーニングだが、応援団的に、何回もとにかく繰り返せばよいというものではない。
ただ、やっているうちに、喉が疲れてきて、脱力の勘がつくということはありえるが、さけたい。喉を痛めてしまう。そういう意味で喉の最初に書いてあることを実践することで、喉発音を獲得してほしい。
なぜ日本語の声は平たいのか、英語の声は深いのか、、、、これを自分の身体をじっくり観察し、考察し、理解しぬくことで得られるのが英語喉である。
頭がかなりがんばらないといけない。
あ、職業地図という表現を使ったけど、これまで帰国子女じゃないとできない仕事がたくさんあったと思うんだけど、そういうのも国産ネイティブができるようになる。
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