本投稿はメンバーオンリーです。なぜかというと、誤解を受けるかもしれないからです。
日本ではプレゼンテーションスキルが大切だとういことになっています。
しかし、これは、英語喉をしている自分から見て、微妙に正しくありません。多くのアメリカ人が喉から英語を、ぼつぼつと喋ってるのが普通に思えるからです。特に、仕事に関することにおいては、そんなに情熱的にやっていません。
で、最近、ある英語指導者のかたのレシテーションコンテストがYOUTUBEで紹介されていました。1位になったかたや、他のかたの動画が見れて、非常に情熱的に英語を喋られています。ただし、口発音なので、甲高い感じになり、英語が微妙に分かりにくい部分が出てくるのです。
さて、そこで、そのコンテストではスティーブジョブスさんのスタンフォード大学でのスピーチが題材にされています。実際のスティーブジョブさんは、プレゼンテーションスキルもなにもなく、たんたんと書いてきているものを読んでいるだけです。
この差は一体何なのでしょうか?
外人が喋るときに、喉の音が豊かなために、英語喉をしていない日本人の耳には表現力が豊かに聞こえる、、、、だから、それをお手本にするスピーチコンテストでは、情熱豊かなデリバリーになっている???
ただし、口発音で情熱を豊かにすると、音程の上下、そして、音量の上下が大げさになります。だから、とんでもなく大げさな感じのデリバリーになります。
音の音程、音量を上げ下げするというのは、能のエネルギーを結構使う活動だと思います。そんなことをがんばっていると、内容にフォーカスできません。
英語喉を実践しておられる皆さんは、喉で喋ると、内容を考えながら喋るということが可能となる、、、ということを経験されていると思います。
思うのですが、日本人はデリバリーを気にしすぎなのは、英語が伝わりにくい、だから、なにかプラスアルファなことをしないといけない、、、そうだプレゼンテーションスキルを磨こう、、、となるのではないでしょうか?
アメリカで仕事をしていますが、プレゼンテーションで人々はたんたんと喋っているのが普通で、まさに内容が中心になっています。
プレゼンテーションを心配するより、声を全体的に大きくするだけで、プレゼンテーションにこったスピーチの10倍も分かりやすいものになるように思います。
今週は仕事で業界のコンベンションが韓国で催されたので、行ってきました。会は英語で行われるのですが、主催の韓国側の女性の進行役の方がいて、美人で、英語も流暢、次々に登壇する方を紹介するのに、Overdramatizeして、日本でもよくある盛り上げる役をやってました。しかし完璧な口発音で、何かキー、キー言ってる感じで、さっぱり解らないんです。
英語の流暢な口発音と、この日本や韓国式のオーバーにプレゼンするやり方というのは、最悪の組合せで、何か非常に不快な感じがします。(勿論やってる方に悪気は無いのは承知です。しかしだからこそ余計に悪い)ここでジョブズのスピーチで練習しているこの人達は、僕が今回経験した韓国の人より大分マシですが、兎に角、喋りを妙にOverdramatizeする必要って本当に無いと思いました。
最後の方のオレンジの帽子のやつは何言ってるかわからん・・・ほんとにどいつもこいつも酷すぎる・・・