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ラウドネスのドラマーの樋口さんが、亡くなった。

中学か、高校か忘れてしまったが、樋口さんのドラムソロはものすごかった。樋口さんのドラムこそが、自由を象徴していた。樋口さんのドラムソロを聞きながらこのドラムソロに終わってほしくないと願った。

私は英語喉を伝えていくことで、実践者に樋口さんのドラムが象徴するものを経験してほしいと思う。

それは完全なる自由である。

その逆にあるのが、いつも見ているNHKに出てくる「夢」だ。J-MELOという番組を見ていたら、日本の若手ミュージシャンの歌を耳にするのだが、「夢を追いかけよう」とか、「がんばれば、つかめるよ」といったようなテーマの歌詞が耳に入ってくる。

あるいは、NHKのプロフェッショナルという番組を見ていたら(茂木さんの番組)、夢はかなうとか、がんばるとか、そういうテーマが洪水のように私に襲い掛かる。息がつまりそうになる。

あるいは、すもうとりさんとか、ゴルフの若手が、「がんばります」とか、「がんばればできます」とか言っているのを聞くと、あ、また同じことを言うが、息がつまりそうになるのだ。

それは、樋口さんのドラミングが象徴する本当の自由の対極にあるものだからだ。

英語喉を広めることで、私は樋口さんの音楽が象徴する自由が、誰でも獲得できるようになる土壌ができるまで、がんばりたい。

LOUDNESSの曲 SPEED この曲のドラムを真似した人はたくさんいるのでは(ギタリストでも)

http://jp.youtube.com/watch?v=mw16N5x3nHw 

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