発音(記号)は同じだが、アクセントの位置が違う、、、と勘違いされてきた単語について、ジーナさんがまとめましたので、ご覧ください。
http://www.nippondream.com/tips.htm#accent
DIFFERとDEFERはどう違いますか、、、というご質問(BLOG、、下のほうを参照してください)に答えたものです。他の例として、RECORD(動詞)とRECORD(名詞)はどう違うか、、、といったものもありますので、一度にお答えしました。
ネイティブメソッド・英語喉ではアクセントを暗記する必要はない、、、としています。喉+3ビートで自然な英語のメロディーが生まれると。では、発音は同じだが、アクセントの位置が違う単語は、どう説明するのか、、、という話になります。極端な言い方をするならば(厳密にはそうではないですが)、アクセントが大切ではない、、、と言っていることに近いわけですから、そういう単語の存在をネイティブメソッドは説明する責任があるわけです。
>極端な言い方をするならば(厳密にはそうではないですが)、アクセントが大切ではない、、、と言っていることに近いわけですから、
「THEの読み方」には
>・英語では(日本語と同じで)強弱が大切でない
と書いてありますけど、強弱とアクセントはどう違うんでしょうか。
強勢、アクセントという表現は非常に使いにくいことは確かです。というのは、言説空間の「ゆがみ」のようなものがあるように思います。これを説明することは、例えば4次元の世界がどう見えるかを説明するような気がして、頭がくらくらしそうです。
おそらく物理現象としては、音程と音量の二つがあると思うんですが、これらの二つをちょっと、ひっくるめてアクセントとか強勢と読んでいるような気がしてなりません。さらに、日本語話者のイメージのなかでは、音程のほうがとくにアクセントと理解されているように思えます。さらに、このアクセントという「言説実践」がゆがんでいるのは、西洋人の認識においては(それが正しいかどうかは別問題として)、アクセント=「音程+強勢」であることが多い点です。
この交錯する定義のなかで(意識されているもの、無意識なものなどが入り乱れるなか)、アクセントの厳密な意味を問うことは、非常に難しくなります。
アクセントという表現をこのさい、一事、やめてしあい、音程、音量、、、と呼べばよいのではないかと感じます。とはいえ、英語の英語っぽさを表現するのに、音程がどうで、音量がどうで、、、と考え出すと、ますます言説空間の深みにはまっていき、出てくれないような気がします。
音程に関してコメントすれば、喉発音+3ビート、、、あとは適当に感情にまかせる、、、ことの結果です。音量に関しては、これは、理論化する対象ではないように思います。意識して、なんらかのパフォーマンス効果をねらい、上げたり下げたりしてもいいけど(キング牧師のスピーチなどよい例ですね)、別に普通にしていればよい、、、と。練習する対象では絶対ありませんね。困るのは、音量を練習メニューにいれてしまうと(音程もそうですが)、誰でもできることなので、ああ、練習しているな、、、という気になってしまう点です。すると肝心の発音のほうから関心がそれてしまいます。
ぜひ、まずは喉発音と3ビートを体験してみてください。