あきひろさんが、体験談をコメントしてくれました。
昨日のコメントにて
あきひろさんの体験でsignificantな点は、すでにコメントに答える形で書いていますが、話し相手の外国人が日本人には普通いわないような表現(six pack)という単語を使っている点。あきひろさんが、日本人だ、できるだけ言葉を選らんでしゃべってあげよう、、、というようなことをいい意味で忘れたのだと思います。それから、相手が日本語ができるのに、公用語が英語になったという点。これも、相手が英語のほうが、伝わる情報量が大きいと判断したのでしょう。
厳密には、外国人が反応するのは、英語の語彙力とか文法力だとはいいきれません。もっと根本的なレベルで、無意識の領域ではありますが、「この人は私の文化を理解するかなあ、言葉を理解するかなあ」ということが問題となります。
そして、この問題は、(ちょっと繰り返しになります)、語彙とか文法の問題だけでなく(ある程度は必要だが、)、、もっと根本的に、その人の言語や姿勢、態度が発しているオーラのようなものです。英語のコミュニケーションの場で、口発音と2ビートを使うと、「私はあなたとの会話に興味がありません」というオーラを発してしまいます。例えばですが、日本語の会話では発話と発話の間で口を閉じます(鼻で息をしているから)。それ自体は、「私は言うことがありません」という意味なのです。
このことを先日確信しました。ある同僚に、「実はこないだそっちから自己紹介してきたでしょう。あれって前はおこらなかったんですよ」とうちあけて事情を説明しました。そしたら、「え、でも私だったらあなたの英語が違っても、自分から挨拶しましたよ」とおっしゃった。そこで思ったんだけど、結局、日本人のコミュニケーションコードというのが積極的に、「私には話をしないでください」と言っていることが原因だという点です。というのは、実際、口発音時代にその同じ人にあっていたとしても、その人はきっと話をしにこなかったはずです。私の姿勢や口発音が、「私はあなたに興味がありません」と、非常に積極的に発してしまうのですから。思うに、その人の性格とかではなく、私が口発音をするときに持つ言語の記号システムのルールが逆になっているんです。日本語でまじめに聞いている、、、ことを示そうとして口を一文字にすると、外国人は「この人は話に興味がないんだな」と無意識に判断するわけです。
だから英語では話を聞いているときも、だらーんと口をあけて口と鼻の両方から息をするのが大切。喋っていないときも、ゲップエリアを定位置にする感じでやるとよいです。
ちなみに犬もそうだと思います。うちに犬がいるんですが、この犬に面して、口を一文字にしてみつめても反応がありません。ところが、口をだらーんとあけて、わざと息が聞こえるような感じで犬の顔を覗き込むと、反応してきて、そわそわしてほえだします。犬を飼われているかたは実験してみてください。遊んでくれるんだな、と理解しているような気がします。
ぜひ、皆さんも、喉発音と3ビート(そして喉ラフ)でこんな体験をしたということがありましたらお知らせください。
あ、金曜日ってね、午後になるとアメリカ人は(職場での話)、have a nice weekendみたいなことを無意識のうちに言いたがるんです。よい週末をね!ってのをいいたんです。で、自分のオフィスにいて、ちょっと寒かったんで、ジャケットを着て仕事をしていたんです。そしたら、近くの同僚が、ドアのところにやってきて、「あ、帰るん?」と言ってきました。アメリカでジャケットを着ていたら、それは今から外に出るということなので。
そういう風に、なんでもないことだけど、周りが私の存在を認めている、ということはうれしいことだと思いました。口発音時代は、本当に、透明人間だと感じていたので。
で、オフィスをでて建物の外に出るまでに3人ぐらいの人につかまるんです。しゃべりたがるというか。じゃあね、みたいな挨拶を交わしたり。
これって普通のことなんですよね。日本でも普通だし。
だから、皆さんにもそういう普通の経験をしてもらいたいです。
大学時代に留学しているとき、なぜアメリカ人は授業が終わったら、すぐにいなくなるんだろうと感じていました。でもそれは、私が口発音と2ビート、それから姿勢が違ったからだということが今は分かります。だって、今、職場を出るのでさえ、誰かにつかまって(金曜日やホリデーの前は特に)、ちょっと会話をしながら出ないといけないわけですから。きっと大学とかでも同じだと思います。逆に大学とかのほうがソーシャルなはずなので(学生はパーティーなどをするのも仕事のうちですから)。
皆さん、日本人留学生などの体験記を読んでみてください。みんながみんな、アメリカにきて、アメリカ人というよりは、他の外国人と友人になり世界を知ったというようなことを書きます(そしてそれはとても勉強になった、、、ということが書かれています)。皆さんの大学に国際課があるはずですので、そのサイトなどでのいわゆる留学体験記を読んでみてください。
あれは、結局のところ、アメリカに来たけど、アジア系だけと社交をしたということなんではないかと思います。特に同じ口発音と2ビートの目立つ言語を喋る韓国人です。
もちろんそれはよいことではあります。アジアのあいだでの友情は絶対に大切です。でも、口発音と2ビートだと本当にアメリカでも、アジア系でしかつるむことができないということを知っておいてください。
喉発音と3ビートだと逆に、日本にいても、国籍を問わない交流をすることができます。
きっと韓国でも同じことだと思います。韓国人の留学体験記でも、きっと同じようなテーマばかりが書かれていることでしょう。
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>大学時代に留学しているとき、なぜアメリカ人は授業が終わったら、すぐにいなくなるんだろうと感じていました。でもそれは、私が口発音と2ビート、それから姿勢が違ったからだということが今は分かります。だって、今、職場を出るのでさえ、誰かにつかまって(金曜日やホリデーの前は特に)、ちょっと会話をしながら出ないといけないわけですから。きっと大学とかでも同じだと思います。逆に大学とかのほうがソーシャルなはずなので(学生はパーティーなどをするのも仕事のうちですから)。
皆さん、日本人留学生などの体験記を読んでみてください。みんながみんな、アメリカにきて、アメリカ人というよりは、他の外国人と友人になり世界を知ったというようなことを書きます(そしてそれはとても勉強になった、、、ということが書かれています)。皆さんの大学に国際課があるはずですので、そのサイトなどでのいわゆる留学体験記を読んでみてください。
>あれは、結局のところ、アメリカに来たけど、アジア系だけと社交をしたということなんではないかと思います。特に同じ口発音と2ビートの目立つ言語を喋る韓国人です。
もちろんそれはよいことではあります。アジアのあいだでの友情は絶対に大切です。でも、口発音と2ビートだと本当にアメリカでも、アジア系でしかつるむことができないということを知っておいてください。
ここの箇所に強く共感を持ちました。全くその通りだと思います。
2年前に同じ大学に留学していた人は、「誰も話しかけてくれなかったから」という理由で帰国した方もいます。
帰国までしなくても、同じ気持ちでいる人はかなりいるはずです。
でもこの留学の現実を知っている人って意外と少ないのかも知れませんね。
早速ありがとうございました。
その時も開場後、中に入ってからその人と一緒に居たわけではないのですが、
その人がトイレのドアを間違えて開けた時にたまたま横に居たんですが、こっち向いて笑ってくれたり、
その人がTシャツ等を売っている物販の女の子に「コレゼンブデ9800エンデスカ?」と「日本語で」冗談を言ってた時に、丁度その女の子を知ってたので僕が間に"No,No!"と割って入り、"She is my girlfrined"と冗談で言ったら"Realy?"と。
でも全然信じてくれないので、"Ok,I love her but she…"とさらに冗談で言うとその女の子に"He said he loves you"と言いだして、僕は慌てたんですが、「日本語」で言い直すことなく、女の子にわかるように一言一言ゆっくり区切って"He loves you"と言ってました。
結局通じることはなく、一安心だったのですが後で考えると「英語人」として見てくれてたのかなと。
NODO-LAUGH動画を見て思ったのですが、「相槌」の違いを大学の時に感じてたのを思い出しました。
バイト先の外人の同僚が打つ「相槌」の「ンーフゥーン」「イェィ」がどんなに真似しても真似が出来ませんでした。
今考えると「口発音」では絶対に真似出来ない事が理解できるのですが。
「英語喉」に出会い、本当に過去の「?」が「なるほど」への連続です。