これまで教育データとか、社会科学行動系の予測モデルをつくって仕事をしていたが、もう少し範囲を広げてみたいと思う気持ちがでてきたので、SQLからまず勉強しなおすことにした。
予測モデルというのはどういうことかというと、たとえば高校生のいろんな情報に基づいて、高校ドロップアウト率を計算しておいて、ドロップアウトの予防に使ってもらうとかそういうこと。あるいは、自然災害時の生存者の心理的な反応を予測するようなモデルをつくっておいて、将来の自然災害に対応するモデルをつくる。それをポリシーメーカーに役立ててもらう。
コンサルティングの分野は実際のものをつくるわけではない。知識を提供するのが仕事。ワシントンDCには連邦政府があるので、そういうのが多い。
本当はPHPもしたいが、自分はまず具体的なデータがあって、それをどうするかという感覚のほうがあっているのでSQLから始める。
SASで州全体レベルの生徒のデータをプロセスしようとすると、簡単なステップでも10秒ぐらいかかる(10年前は3時間ぐらいかかったのかもしれんが)。それを待つのが苦痛になってきた。
SQLをとりあえずやるが、MYSQLを使えるようになって、そして同じくフリーのPHP、統計のRを絡めて、システムを構築するというイメージにする。
感覚的だが、商用ソフトウェアにはいやけがさしてきた。先日、LAPTOPがCRASHしたので、WINDOWSを入れなおして、音声録音用のソフトをインストールしようとしたら、なんと、パスワードがもう使えないという。サポートにメールしたが返事がない。
そういうソフトを使うのが、面倒くさくなった。
そこで、文書作成用のソフトも、無料のフリーオフィスにした。
オープンソース系のもののほうが使いやすい。
ただ、無料のいろんなソフトでダウンロードすると、へんなウイルスっぽいものがついてくるような類のものではなくて、世界のプログラマーが協力して無料で提供しているようなもののこと。
プログラミング関係の学習は事実上無料のものが多い。
実際、活躍しているプログラマーは必ずしも学校で勉強したんじゃないんじゃないかなと思う。
経済的に苦しい日本だが、理論的には、金がなくても、大学いかなくても、学べるように思う。
英語も英語喉から始めれば、上達する。
なんとなく、金をかけないほど教育の質が上がるような気配なのだが、それはダイエットと同じかな。金をかけないほどダイエットは成功しそうに思う。食わなければいいのだから。
教育って、金を巻き上げるための道具ということがばれてきているように思うので、それに対抗して個人レベルで工夫するしかないな。
英語教育で成果をテストで計るという面に政策がいくのは、やっぱりテストってもうかるからであって、生徒の力をはかって、政策に役立てて、生徒の力を上げようということではない。
もし、生徒のことを考えていたら、もっとカリキュラムを工夫するほうに金がいくはず。