自分自身は、大学に入ったときから、英語は使うこと、話すことでマスターしてきたのだけど、なんとなく、多くの人が、大人になっても、字に基づいた勉強をされているように感じます。
ふと思いました。日本人には、方言があって、国語・標準語・日本語がありますが、後者の日本語は、外国語のように、勉強して身に着けたといえるのではないでしょうか?私自身、小学校に行って、初めて、公式の日本語を読み、勉強しました。標準語のような喋り方を学んだのは、10代の後半になってです。つまり、「日本語」の発音を18歳ぐらいで学んだわけです。
つまり、母国と思っている日本語をまるで、第2外国語のように勉強して、今日にいたるわけです。その体験は、外国語の学び方に大きく影響を与えているのではないでしょうか?
本来は言語は最初に音があり、音だけであやつるのが基本で、書き言葉はおまけのようなものです。ところが、書き言葉を学んでから、会話を学ぶという順序が、当たり前のようになっています。多くの人にとって、音を出す、発音は、最後の仕上げという感覚があります。
この感覚はもしかしたら、日本語自体が日本人にとって、学校で学ぶ第2外国語であることに関係していて、国語の勉強の仕方をイメージをそのまま、英語の勉強にあてはめているのではないかな~。