NHK朝ドラ、マッサンのエリーさん役を演じるシャーロットさんは、ニックネームがシャロヤンらしい。
これはなぜなのか?
それは、シャロはSHAROで最後がRやOであるために、YANにつなげやすいからだ。RもOもYも舌を口の屋根につけない。つけないなら、つけないままで言えるほうが楽だ。
京都には、立命館と、同志社と言う大学がある。
立命館大学の学生は、「りっちゃん」、同志社大学の学生は「どうやん」だが、同じ理屈だ。
「りっちゃん」はいいやすいが、りっやんはいいにくい。小さいッのところで、喉の奥をしめているのだから、そのついでに、口の屋根に舌をつけるのは楽なので、「ちゃん」となる。
「どうやん」の場合、「う」のところで、口が開放されているが、そこから、そのまま、開放した状態で言うことのできる「やん」が自然なのでした。
英語の発音においても、そうすると楽だから、自然にそうなるということがたくさんありますね。
SHE ISは自然にSHEIY-YIZになります。
JOE ISは自然にJOEW-WIZのようになります。
母音と母音が隣り合わせになったときに、Yが言いやすいか、Wが言いやすいかが、あるわけです。