Sさんに、これから始める学習者、口発音から喉発音への移行で苦労している人に何かアドバイスをお願いしますと頼んだら、とてもよい返事をたいだいた。

http://www.nippondream.com/tips.htm#advice3 

その中で、特に良いと思ったのは、この点である。

.ゲップエリアでいろいろな音を出してみる
 
喉をリラックスさせてゲップエリアでとにかくいろいろな音を出していると
ゲップエリアを定位置に出来るようになったように思います。

結局のところ、喉発音を実践するに、英語である必要はない。フランス語でもいいし、スペイン語でもいい。自然界に存在する音でもいいし、犬や猫の声でもいい。英語で使われている音は、無限なほどの音のなかの一部にすぎない。だから、まずは、いろんな音で実験してみてもよい。

そういう意味で、現在の英語力は喉発音のマスターには関係しないと言える。この点は、喉を受け入れてくれている人たちでも、きっと、「いやKAZさん、それはないですよ」とおっしゃるだろうが、今後も言い続けていきたいし、きっと分かってもらえる日が来るだろう。それはきっと、直接教えさせていただくような機会が将来あるならば、分かってもらえるだろう。喉発音で犬の鳴き声をやってみるのに、その時点での英語力は関係ないが、実はそれは、英語の音でも言えることなのだ。Rがいえるために、その時点の英語力は関係ない。もちろん、英語を知っていれば、とっつきやすいということはあるかもしれない。

あとSさんの返事のなかで、これいける、、、と思ったのは、次の箇所だ。

.ネイティブが車の音や鳥の鳴き声などを真似しているのを聞いて同じようにまねる

実際の車の音を真似るのではなく(それはそれでいいが)、ネイティブが真似ているのを真似る。

これはいけそうな気がするがどうだろうか。YOUTUBEなどでネイティブがそうしているビデオを探すとよいかもしれないが、ネイティブの友人や、英語ネイティブでなくても外国人の友人がいれば、協力してもらえるのではないだろうか。

英語喉をマスターしてから、ネイティブと喋って英語力を高める、、、という考えかたもあるが、もし可能であれば、英語喉をやりながらも、ネイティブと喋る(同時進行)というのも可能であればやってみてほしい。

ネイティブの知り合いがいなければ、英語喉をやっている人同士で一緒にやってみるというのもいけるのではないだろうか。

社会資本という概念を前に紹介したが、人と人のつながりから生じる有益なリソースをそう呼ぶ。

社会資本をしっかりつかって英語喉に挑戦してみてください。

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