どんなに英会話を勉強しても、ネイティブが日常的に言っている言葉が聞こえにくいとすると、それは個々の音のレベルでつまずいているのだと思います。基本から見直す必要があります。
例えばですが、
Rの音はどう発音しますか?
と聞きますと英語を30年、40年勉強していても、たぶん
ア~~~
とおっしゃると思うのですが、
それはアルファベットの名称です。
正確には犬がうなるような音で、
うううううううううううう~~~
みたいなのがRの音なのです。
自分は大学生の時ぐらいから、意識的にはそれに気づいていたし、下手をすると中学校の時から無意識のうちに知っていたかもしれません。
それは、ただ単に、それが聞いたとおりだからです。
個々の音のレベルで聞こえて初めて、その音が重なって単語や文になったときに、全体が聞こえます。
音の一個一個から勉強しなおすというと大変なように聞こえるかもしれませんが、実際は40個ぐらいの音ですので、まずは基本のところを抑えるべきです。
個々の音のレベルを抑えたら、あとはその個々の音の組み合わせになります。
剣道の小手、面の連続技がありますが、小手ができて、面ができて、小手面ができます。
最小単位である個々の音から始めるのが正しいです。