以下の動画では、アメリカ人のスピーチセラピストが、言語障害?を持つ子供にRを教えているが、英語喉は、この分野でも役立ちそうだ。
アメリカ人も、発音は、舌が大切だと思い込んでいるために、この子供はかわいそうにも、Lの発音のときに、舌を口の屋根にうちつけろと指導されている。ちなみにRのときは、舌をちょっと奥にしてフラットにしたままにしておけと指導をしている。
でも、そこで、一言、首の根元を鳴らせというだけで、現在、アメリカに何十万人いるかもしれない言語の障害を持つ子供を助けることができるのだが、、、。例えば、1分48秒のところで、指導員は、喉の根元をがらがら鳴らしているが、まさか、それが英語喉ということを知らないから、視覚的に見える口の中の動きにこだわってしまっている。
CARLAという単語を教えるのに、手振り身振りなど色々登場するが、ただ単に喉だで終わりそうなのだが。CARLAのLAを強く言えと指導しているところなど、カワイそうだ。
http://www.youtube.com/watch?v=yXsf6k5F2l0&feature=related
私もジーナも仕事があって、忙しいので、まさか、全米スピーチセラピー協会の会合などに出席して、この真実を知らせるべく、論文を発表したりできない。
あるいは、この指導員さんに、メールして教えてあげても、どうせ、「あなたは専門家ではない」と言われてしまうだろう。
常識とはなんだろうか、、、と思うこのごろである。
たまに、アメリカで言語学を研究している日本人に紹介したらどうだろうと思うことがあるのだが、きっとダメだろう。一度、紹介したら、「自分はコンサルタントをしているので、マネージメントの人にメールをして」と言われたのだが、そんなもんかもしれない。
ただし、もし自分が英語喉に関わっていなくて、英語喉の話を聞いてどう反応するかはよくわからない。しかしだ、もし例えば天満さんとか、RON氏の英語を聞いたとしたら、私はきっと、「この人達は一体何をしているのだ、ちょっと聞いてみたい」という謙虚な気持ちは持ったとは思う。
ちなみにRON氏は私の大学時代のバイト先の先輩である。私のうちに遊びに来てくれたこともある。これが証拠写真である。後ろを向いているのがRON氏だ。
連絡:UMEKOさん、Mうまくできていました!
上川先生、お久しぶりです。
大変興味深いビデオでした。
子どもにRを習得させるためにこれだけネイティブが苦心してるなんて~。
私も最近はこどもの指導には「喉を鳴らせ」と指導しています(笑)
それで舌の位置にはあまり言及していませんが
子ども達もRとLの区別はついていますし、聞き分けもしています。
ほんとに常識ってなんなんでしょうね?
恐る恐る(笑)手を出してみた「英語喉」ですが児童英語の指導にも生かせ
て感謝です。
ジャスミンさん、どうもコメントありがとうございます。それから、児童英語のレッスンに生かしていただいているとは、これは感動しました。
しかし、ジャスミンさんが教えてらっしゃる子供達は、発音とか聞き取りとか苦労しないで英語を学んでいくわけですね。恐ろしいですねえ。中国人と同じレベルから英語を始めるんですね。最初から音としては聞こえていると。
大学院時代の中国人が結構、大学教授になっていて、テニュア(終身雇用のステータス)までとってしまっている人が結構いるんです。私から見ると、すごいという感じです。でも今思うと、彼ら彼女らは、中国で英語を始めた中学生のころから音としては聞けていた。そして大学院でも、英語が分かっていたわけです。
逆に私などは、英語ができたほうですけども、それでも英語に苦労しつつ、あ、こういう意味かなと予想しながら勉強したりしていたわけですから、差がつくはずだ。
そういえば、中国の学生は、堂々と英語で意見を述べていたけど、結局、英語が聞けていたし、通じていたわけです。