以下の文の朗読はこちら。
どうしても終わったらすぐにうちに帰らなければいけない用事があったので、新規作成してもらったパスポートをもらいに日本大使館に、まだ空いていない朝8時に行って、自動車内で待機。
大使館内の駐車場用敷地が開く9時に、昨日、予約したとおりに、駐車させてもらい、小走りでパスポート係の建物の前に並んで9時15分の開門に備えようとしたら、自分よりも先に来ていた白人女性と白人の小学生がいた。
歩きでこされたか!と絶句(最寄りの駅から歩いてきたのだなと直感で判断したのだが、少なくとも、そのこと自体は今でも間違っていたとは思っていない)。やはり駐車してから並ぶと(身分証明などもあり)数分のロスがある。
どこから見ても普通のアメリカ人なので、この人たちは(外国人用)ビザ申請の窓口に進むはずだから、パスポート係さん(日本人専用)は自分が一番だと確信した。
この調子でいけば、自宅のあるフェアファックスには10時には帰ることができる、、、と笑みを浮かべる。交通渋滞とは逆の方向だから。
ドアが開き、オフィスに入ると、その白人親子がパスポート係のほうにスタスタと、、。そちらはビザではありませんよ、と言いかけたのだが声にならなかった。まさかのどんでん返しで、そのお母さんは流暢な日本語ではきはきと係員の人と話をはじめ、どっからみても、白人小学生の坊やは日本のパスポートの新規切り替えだったようで、苗字は、日本でありがちな田中君(とりあえず仮名です)。
9時15分にオフィスオープンで絶対9時半には出てやると思っていたのに、腰をおられてしまい、予定が約8分狂ったのですが、他民族国家としての日本もいいね!と思いました。
日本大使館前から行った基礎英語放送はこちら。連日、放送中。