この歌は思い出の曲。
30年前の1987年の1月から3月にメキシコでホームステイをしたのだが、ファミリーが金はいらないと言うので、無料で3か月も居候してしまった。その時に、そこの長女さんとその娘さんに、日本の歌を教えてあげたのだけど、その歌はカップラーメンのCMでも有名だった、「そして僕は途方に暮れる」だったのだけど、意味も分からなかったと思うけど、メキシコ人親子で暗記して、30年ぐらいたった今でも歌えるみたい。
さて、大沢さんの歌唱で聞いてみると、一部分でさえ、音程があっていないように自分には聞こえる。ろうそくの炎のように音程がゆらいでいる。
ただし、これが聞こえない人もいるのかもしれない。私の知っている人がこの歌い方なのだけど、指摘すると絶対に認めてくれない。おそらく聞こえないのかもしれない。
これは大沢さんが、東京のご出身で口発音傾向があり、音程をコントロールするのは声帯あたりであるので、重心が口のほうにいけばいくほど、音程がコントロールしにくいからだと思う。
英語喉をしてもらうとおそらく治ると思う。ただし、この揺れが魅力なのかもしれない。
さて、福山さんだが、音程が完璧だ。長崎のご出身だ。長崎弁が喉発音傾向があるために、発声位置が深い。つまり声帯が響くわけで、その声帯が音程をコントロールしている。