こんな話を聞きました。
英語の発音を指導している先生が、生徒さんに「発音できたら聞き取りができるのよ」と説いていたのに、数年前に分かったのはその先生自体がそもそも聞き取りができていなかったということだそうです。
つまり、「発音できたら聞き取りができる」ということを言っていたのは自分ができるからではなくて、そう人が言っているからということだったのでしょう。
自分は英語の聞き取りができるので言いたいのですが、シラブルを大切に英語を聞けば、すみからすみまで聞けます。
聞けてしまうと、語学が簡単に思えてきて、文法が大切だとか、論理が大切だとか、積極性が大切だとか思えなくなってきます。
文法が大切なのは大切なのですけど、最近中国語の会話を勉強していて思うのは文法って理解するためにはほとんど大切ではないということです。
我、好き、観る、映画
って聞いたら文法とか知らなくても意味が分かります。
そういう意味で文法は聞いて理解するためにあまり関係ないと思います。
ただし、もちろん、文法は勉強しないといけませんけどね。喋るときに、語順が大切になりますから。