常識とは何なのかと激しく思う。
というのは、普通の英語の発音の本は、必死こいて口の形を練習するのだが、これは非常に常識的だ。しかし、口を動かしたら、舌の筋肉がもりもりついて、こんなに英語の発音が上達しましたという実践者からの報告(音声付)が、こんなにネットが発達した現在、1ページもないような気がする。まるで屋久島の幻の動物のようだ。
さて、英語喉においては、英語喉出版3年たって、私は変質者のように、「非常識」と思われることを書いている。例えば、英語の習得において、アクセントの位置は、些細な問題ですと説明しているが、これは、あまりに過激なことだろう。だって、日本列島全土の善良なる中学生、高校生諸君が、アクセントの位置を暗記しているからである。そんなことが本当だったら大変なことだ(本当なわけだけど)。
しかし、3年もたてば、確実に理解してくれる人が現れてきている。これまでは、そこからがつながらなかった。DCでいくら教えて、成果を上げても、成果を上げた人達が今度は疑われる立場になる、、、のかな?でも、やっとここにきて、「XXさんから紹介されました」という人が結構、出てきた。
毎週土曜日に、4人づつ国産ネイティブ化させてもらう。
となると、1ヶ月で16人。1年で192人。米国の首都にいる人達は、科学者、弁護士、お医者さん、(日本の)政府関係の人、、、が多いのだが、そのうち、日本にも伝わるだろう。それぞれ、英語がまず聞こえないと話にならないという人達だ。だから、「XXXさえできれば、十分」などと言っておれない。まず聞こえないと話にならなし、通じないと話にならない。
国際結婚をされているかたも多いが、子供さんがアメリカ人として育つうえで、英語喉のことを知っておいておらうと、バイカルチュラルな教育ができるのでは?などと考えたりする。昔、私の知り合いで、アメリカに住んでおられたのだが、「子供をアメリカ人にしたくない」ということで日本に帰国されたかたがいたのだが、「アメリカ人のように」という感覚は、あのリラックスした態度、姿勢のことだったのではないだろうか?
英語喉をやれば、日本人にも、またアメリカ人(というか無国籍人?)にも、なれる、というか、使いわけることができる。
この使い分けができるというところが良いのではないかな。
同志社のときに、一人、帰国子女で、日本語を喋っていても、英語の地名などを言うとき、ネイティブ発音になる人がいたのだが、その人は、表情が完全にネイティブ化していた。名前など忘れてしまったのだが、元気かな???たぶん、海外生活が長かったんだろうなあ。
私は1968年生まれなのですが、大学のときに、帰国子女がとても多かった。時代的に、70年代ごろに、企業がアメリカに進出していたんでしょうね。
常識とは?
あ、天満さんが、発音セミナーをされるとのことです。 はやいもんがちですな。
http://processeigo.seesaa.net/article/160542551.html
さて、笑えた動画があるので、紹介したい。
http://www.theonion.com/video/in-the-know-are-tests-biased-against-students-who,17966/