と聞きたいと思うことがある。
ある英語指導者のかたが、たらたら、英語勉強論を述べているのを聞いていたのだが、で?それやって、あなたは英語が喋れるのですか?と問いたくなる。
これを言ったらおしまいだと思う。でも、アンフェアである。勉強の仕方は、その先生の本を買うということに直結しているからだ。
なぜ私の逆鱗に触れたかというと、英語の発音は色々あるので、気にするな。発音の重要さをあまりに強調しすぎると、間違いを恐れて日本人はますます英語ができなくなる。
しかし、間違いが恐いから日本人が英語ができないのだろうか?皆さんは、そんなこと信じる?日本人が英語ができないのは、純粋に英語ができないのだ。間違いが恐いからとか、そういうのは言い訳であり、誰も、こわい、こわいと思いながら英語を勉強していない。恐いからできないのではなく、単にできないのである。
このことで分かるのは、この人自身も英語があまりできないだろうということ。さらに、ちょこっと英語の例文も読まれていたが、本当に、ちょこっとしか披露されない。本当に英語が好きだとは思えない。
結局、何を言おうと、その人を英語をただ、ただ勉強さすというだけだと思う。結果を出すことなしに。
ラジオ体操があれだけ普及したのも、簡単に全国の国民を総動員できるからだと思う。だからラジオ体操が難しかったらだめ。
英語教材はラジオ体操に似ている。著者がそばについていなくても、何かを作業できる形でしか、知識を提供できない。
そういう意味で本当にできるようになる英語喉は不利だ。というのは、できない人もやはりいるだろうからだ。できているかどうか分からないのがもどかしいわけだが、しかし、そう悩むかたは、ぜひこう考えてほしい。できているかどうか分からなかったら、できていない、、と。喉が立体的な音を出し始めるとやはり、分かる。分かる。
出来ていない場合、出来ている人を探してほしい。例えば、できるだけ、勉強がきらいなロック青年などがよい。きっと喉がゆるいだろう。その人にやってもらって、それから今度は自分に教えてもらう。1,2歳の子供さんがおられるなら、その幼児に教えてもらえるだろう。子供は喉発音をしているのだから。犬のマネをするのも手だ。30分ぐらい犬と犬になったつもりで遊んでみよう。泣き声をまねてみよう。
英語の勉強の仕方を国家総動員法的にしてしまっているのが、現在の英語教育言説だと思う、、、というと、総すかんを食うだろうが、一人ぐらいは言っても良いと思う。
だから、まあシンプルに、で?英語喋れるんですか?と聞きたくなる。
例えば、語彙が大切だということで、それはリスニングに効くのだというある企画が人気だと思うが、じゃあ、その企画者さんに聞きたい。
で、そういうあなたは、英語きけるん?英語喋れるん?語彙増えたら、本当に英語聞ける????
それを信じて、国民総動員して、やっているんですけど。
そこが学習者としては知りたいのではないだろうか???
80年代に英語を勉強していた我々の世代?がラッキーだったのは、それ以前の世代の先生達も根性論に見えながらも、実にリーズナブルなことを言っていたと思う。
松本道弘先生の影響で英字新聞やら、タイムやら、ニュースウィークを、分かる分からんは別問題で読みまくったのは私だけだろうか?
英語で考えろ!というようなことを、その当時よりちょっと前ぐらいの大家の人達は言っていた。
外国人に話しかけるというのは、当たり前のことだったと思う。松本先生も、学生時代に、外人ハントと称して挑戦されていたということを書いていた。
いつから、英語が机についてする勉強だけになったのか?受験英語は別として。
我々が80年代に英語を勉強していたときの、先生方は、英語をアメリカ軍?から直接学んだ人達ではないだろうか?あるいは、アメリカから当時入ってきた音楽などを通じて、比較的、理屈なしに、直接的に学んだ人たちではないだろうか?
私の場合、中高生のとき、テレビをつければ、英語が喋れて、なんと外タレと、インタビューをしていた小林克也氏がいた。いや、今YOUTUBEで見ても、本格的だ。
ごまかしではない。今見ても、本物だ。今みたら、あれ?思ったより下手糞だったなんて思うひとはいない。マドンナのとインタビューなんて、今にも、お互いに抱きつきそうなコミュニケーションの密度ではないか。
ところが、今の時代、英語が議論ができれば充分とか、発音はほどほどでよいとか、なんというかわけのわからんことばかりだ。おまけに、英語を喋りたくなくてたまらないような先生が多い。日本語ばかりでしゃべっていて、聞くのが面倒くさい。
80年代の小林克也氏などの逆方向に向かっている。
先日、アドリブスペイン語を音声UPしたが、これは日本の歴史で初めてのことだと思うが、
たかが、スペイン語である。
たかが外国語である。
恥ずかしいことなどない。
英語喉で 聞けて言えれば、
ただ単に、聞いたままを言えばよいのだ。
そう思いません?
どうしても、口発音が残ったとしても、まあ、ええやん。聞こえるんなら。
日本人として誇りをもって英語でもスペイン語でも喋ればよいのだ。
YUMIさんが、英語を喋っているところを動画UPでデビューされていて、もう最初の挨拶の数秒で、こりゃ、本物だと思った。喉がネイティブと全く同じ感じでなっていて、納得した(3ビートは言うまでもなく完璧だ)。
YUMIさんの自己紹介動画、up http://ameblo.jp/englishbootcamp/
本日のテーマについてアドリブ英語で喋りました。
www.estat.us/blog/why_cannot_speak.mp3
ご紹介ありがとうございます。
やっとこ動画をアップしました(苦笑)
デジカメで撮ったら映像が暗くて、何度も撮り直ししてたら
どんどんバッテリーがなくなっていって・・・
苦労しました(爆)
でも、コツを掴んだので、
これからはちょくちょく動画を上げたいと思います。
人さまに「こうすれば英語が話せるようになります」的な
ブログを書いてるくせに、本人が英語を話しているところを
見せないのは、フェアじゃないというか、
信用ならねえな、と思うので(笑)