英語喉最大のコツです。
コツとは言っても、すでに英語喉に書いてあることですので、「再発見」ということでしょう。
それは、今までだれも気づかなかったことですが、
英語のシラブルの内部にイントネーションがあるということです。
あえて英語でいうなら、(INTRA-SYLLABLE INTONATION)でしょう。
そして、ひとつひとつのシラブルに含まれるイントネーション・メロディーを歌うような感じで英語を読むと、全体的に激しく自然な英語になるということです。
さて、そのシラブル内のイントネーションは、ゲップエリアの音は低めに聞こえ、あくびエリアの音は高めに聞こえる、、、ということでかもし出されるわけです。
例えば、CARだと、Rのところが下がる感じ。
IFだとIのところが低くて、そこからだんだん音程が上昇するかんじ。
このように全てのシラブルの内部にメロディーがあります。
ここで厳重注意です。MASAさんから、これは大切じゃないかとメッセージをいただきました。必死こいてメロディーを出すのではありません。ゲップエリアとアクビエリアをちゃんとやっていれば、勝手に生じるメロディー・ドラマです。わざとやろうとすると、うまく行きません。
これは、中国語の四声と同じです。
シラブルごとのイントネーション・メロディーを楽しむ感じで、英語を喋ってみてください。あたかも、歌っているように(注意、単語とかフレーズを単位にを歌うというより、シラブルの内部を歌う感じです、、、音の感触を楽しみながら)。
すると、英語の全体がネイティブと全く同じような感じになります。
また、ネイティブの英語を聞くときも、このシラブルの中にあるイントネーション・メロディーを楽しむ感じで聴きます。
言っても、ただ単なる音程ではないのですが、楽しんでいれば、自然になるでしょう。あまり難しいことを考えてほしくないのですが、、、、例えばKEYだとYに向かって落ちていく感じですね。
でも、プラス、Yで起こる、かっこいい「ひびき」を楽しむ感じです(元々の日本語が関東地方のかたは、単に音程を変えるだけになってしまうかもしれないので注意、、、でも、とりあえず、あまり考えず、英語のシラブルのなかで起こるドラマを楽しむかんじです)。
英語喉ですぐに聞き取り100%になる人は、このイントネーションが邪魔にならなくて、すっと、音を聞ける人です。
ボンボンボンといった感じの聞き取りにさえ苦労する人は、このシラブル内のイントネーションが邪魔しているのだと思われます。
そのメロディーの存在を知ったうえで、自分でもそれを再現する練習をすると、不思議ですが、英語の音の細部まで、感情のひだまで聞こえるように思えてきます。
シラブルの中のメロディーが平らになっていると、ネイティブが聞いて、「アジアっぽい」「平坦だ」と言うわけです。
これは、日本語でも兵庫県より東の言葉に顕著なのかもしれませんが、例えば、東京弁では、シラブルのメロディーが完全に平らであること、、、その影響が英語のシラブルを読むときに現れています。
ヒロシマ弁などは、シラブルの内部にさえ、メロディーがあります。例えば、何をしているの?は「ナン ショーン」ですが、ナンと1シラブルで言うときに、メロディーがあります。ンで下がる感じです。ショーンでも同じで、ンで下がる感じです。
ですから、日本語で喋る方言によっては、シラブル内のメロディーを聴くのが普通なので、英語でも同じように発音したり、聴いたりするのでしょう。
私自身、緊張したときに、シラブルの内部が平らになっていたわけです。
だから今ではひとつひとつのシラブル内にメロディーを持たせています。歌う感じです。
すると、喉のなかでゲップエリアとアクビエリアをいったりきたりする感触、それによる音色の変化を感じるのが楽しくて、喋るのが楽しくなります。
また、なぜか自然と息をたくさんつかってしまいます。これはネイティブと同じですね。
上のことは、実は英語喉に書いてあります。全てのページに書いてあるといってもいいぐらいでしょう。具体的には145ページが参考になるかもしれません。SITと言う単語で以下に喉でぐる~んという感じで、ゲップエリアとアクビエリアを行き来するかが書いてあります。
私の場合は、自然とゲップエリアが定位置になります。ぐわ~~~んと、げっぷ位置に帰っている感じでメロディー・ドラマを再元するのが、快感だからだと思います。楽しいからだと思います。
あまり難しいことを考えずに、ゲップエリアとアクビエリアがつくりだすメロディー、ドラマ、を楽しむ感じで、英語を読んでみて下さい。
結局のところ、中国語でも同じことが起こるし、また日本語以外の言語で起こることですね。日本語でも、例えばヒロシマ弁では起こるわけです。
聞き取りの効果なども絶大だと思われます。
実際やってみて、その感触、成果などを教えてください。
MASA氏が最近のメールでこうまとめています。
「正しくエリアを使い分けた喉発音がシラブル内に自然なイントネーションを生み出し、それが単語の自然な発音に拡がり、ひいては文全体が豊かなメロディを帯び、そして色彩感とナチュラルなイントネーションに包まれる。」
3 thoughts on “英語喉のコツ”
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シラブルの中のメロディを感じる。いいですね~!
英語のインタビュー系のpodcastで聞き取りの練習をしているのですが、メロディに気をつけながら聞くと、自然に体が揺れます。
手の動きもついてきたりして、ネイティヴらしいジェスチャーになってるかも。
音をていねいに拾えるようにはなってきましたが、脳にすごい負荷なのを感じます。
続けて聞くのは、30分くらいのpodcast1本が限界ですね。
ipodにいろいろと入れておいて、空いた時間に小まめに練習するようにします。
また成果(?)をご報告します。
できるだけ意味を考えないで聞くとどうでしょうか?
意味というのは、知っている単語であれば、あっちから勝手に入ってくる、、、という感じになります。